2017.11.23

日ごろテレビはほとんど見ないけど……・・・の巻

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  おっと、祖山式(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)




  春先から“長距離マラソン”に挑んできた大韓時代劇「王と妃」(全186話)が10月10日をもってめでたく完結。

  朝鮮王朝第5代王・文宗時代の中期から11代王・中宗の即位あたりまでを舞台とした「大河ドラマ」で、正史とされる「朝鮮王朝実録」や野史を素材としつつ検証・脚色を重ねた重厚な「歴史ドラマ」に仕上がっている作品だ。が〜……。

「まるっきりホームドラマね、コレ」
  と、年老いたわが母堂がウレシがっていたのがわが意を得た(そもそもマラソンそのものが母堂のヒマつぶしにつきあったという意味もあった)。

  主役中の主役である仁粋大妃(ウチでは「おっかさん」と呼んでいるが)の策略が奏効して王位に据えられたその次男・ヒョル(9代王・成宗)。ある種「太平」の世ではあったらしいが、問題は、その嫁(王妃)・尹氏とおっかさんとがすこぶる不仲だったところにある。まァ、キツイ性格の持ち主だってことでは似た者同士なのではあるけれど、その間に挟まってアタマが上がらない亭主(成宗)という図(ほかもろもろ)がなんとも大韓ホームドラマチックなのである。もとより、大韓放映中に圧倒的な支持を得た作品だということだが、案外こんなあたりにも人気のヒミツがあったのかもしれない。大韓人のおっかさんたちに人気だからねぇ、ホームドラマ。

  ついでに、関係がないようであるというかあるよでなかったりもするが、大韓ドラマの歴史的ヒット作として名高い「砂時計」は、光州事件をはじめとする軍政下の時代を舞台としたこともあって、硬派中の硬派な作品として捉えられるムキもあるけれど、むしろあれはメロドラマの名作なのではないかと個人的には考えている。逆に、「朝鮮最古の恋愛小説」などと評されたびたび映像作品となった「春香伝」は、政治的な皮肉こそが主菜となった硬派な物語なのではないかと思うのだが、どうだろうか?

※リンク動画は仁粋大妃と終盤の主役としてクライマックスの大暴れを演じた燕山君<第10代王>との対決場面。燕山君は成宗と尹氏との間の長男だが、そんなこともあって仁粋大妃からハードに嫌われていた。結局、あれこれ虐殺事件を重ねるなどして「暴君」として歴史に残っているが、そうなった背景として、藤原新也が『東京漂流』のなかで指摘しているとある殺人犯のそれに通ずるような心理描写がなされていて、そんなあたりにもグっとくる「王と妃」である。




  そんな大韓ドラマを楽しむ一方で、日ごろはほとんどテレビを見ない生活。パソコンとインターネットは公私を問わず必携アイテムではあるけれど、テレビはなくてもあまり差しつかえはないなと思う。テレビ局のネット配信もニュースの類を含めてアクセスすることはないし(間違ってクリックすることはごくタマにある)、映像エンタテイメントが欲しければDVDにせよネットの動画サイトにせよ、ほかのメディアがあれば十分(もっとも、だからといって外出先でまでネットに頼ろうとも思わず、スマフォやらモバイルやらを使うこともなければ、そもそもが携帯電話でWEBにアクセスしたこともない。あのチマチマとした画面も性に合わないし・笑)。個人的にはテレビってのはそんな存在なのであった。

  ……といいつつ、外国に繰り出すとなんとなくテレビをつける。ニュース番組の傾向を見るのも興味深いし、ドラマや音楽番組もまた然り。で、以前から大韓でときおり遭遇していたこの大韓毎日放送「オレは自然人だ(나는 자연인이다)」がなんともイイ味わいなんですなァо(^ヮ^)о

  内容はといえば、「山の民を訪ねてちょっとした長寿番組」(すでに270回を超えた。なんと「王と妃」よりも長い!)。タレントが“俗界”を離れひとり山奥の掘建て小屋で暮らすおとっつぁん(おっかさんもいるかもしれんが、どっちにしろ“イイ顔”)のもとを訪ね、あれこれお話をうかがうというものだ。なにしろ自然人である。腕によりをかけてふるまってくれる創作料理の数々もまた“イイ顔”揃い。なかには還暦を過ぎてなおタレント(マッチョ系)顔負けの体力勝負を見せたりもするが、なかなかに味わい深いドキュメンタリーではある。が〜……。
  このタイトル、むしろ「オレは畸人だ!」のほうが訴求力抜群なのではアルマイトの弁当箱?  まァ、題目が自然人にせよ畸人にせよ、ちょっとモノ珍しい御仁を主役にでっち上げていることには違いはないんですがね。

  面白いなと思ったのは、取材を受ける畸おっと自然人たちが、すこぶるゴキゲンだってことなんですよ。『畸人研究』(畸人研究学会)に、取材相手に「畸人研究会」の肩書きがついた名刺を差し出すと、「ほぉ〜。畸人研究会ですか」と大半の畸人が好意的に応じてくれるという話があるが、それがまったくの事実であることをはからずも証明しているようなものだ。「オレのことを畸人だなんて、バカにしてるのかっ!」とはならないのである。そもそもが「畸人」に対し敬意というか憧れを抱いて接しているワケで、どうやらこの番組の視聴者のなかにも、そういう気持ちを畸……自然人たちに抱いているムキも多いのではないかと察する。

公式サイトぞなもし




  大韓のテレビでつい見ちゃうのが、この「inet-TV」。演歌というか「トロット」主体の歌謡専門チャンネルである。名も知れぬ(オレが知らないだけの話かもしれないが)トロット歌手とその背後でダンスに興じるおねーちゃん軍団(ときおりちょっとした美形がいて驚く)。それに加えて、そんなステージを目の前にしてゴキゲンでノリノリのおっかさん(タマにおとっつぁんも)たちの姿を眺めていると、「ぁあ、人間っていいものだなァ……」とこっちまでシアワセな気分になってくるのだから不思議だ。




  で、その筋では有名な「千葉テレビカラオケ大賞21」である。なんとすでに36周年という知る人ぞ知る長寿番組だが、土曜日の夕方になると、我が母堂がボケ〜〜っとコイツを見ていたりするのだ。しかし、以前は「なんかジジ臭えなぁ」などと半ば蔑んでいるようなムキもあったオレだけれど、大韓で「inet-TV」のよさがわかるようになると、この番組もまた「イイなぁ」と思えるようになってくる。まぁ、たいていはそこいらのおとっつぁんとか妙にめかしこんだおっかさんなんかが気持ちよさげに歌自慢をしているワケなんですが。
  特殊漫画家・根本敬のなんの著書だったかに、「かつてはポンチャックをバカにしていたけれど、軍隊に入れられて帰ってくるとあのよさがわかるようになったんですよ」とかなんとかそんな大韓青年のエピソードが紹介されていたが、形や背景は異なれど、実感として両者にそう隔たりがあるとも思えない。

  しかしけっして侮れないのが「千葉テレビカラオケ大賞21」である。昨年の話になるが、なんとなしに目を向けていたところ、リンク動画の主役というかこの1分45秒目ぐらいに登場する岡田みなみちゃん(オレは「でかいねえちゃん」と呼んでウレシがっていたが)にとてつもなく仰天させられるハメになってしまったのだ。リンク動画の歌唱をお楽しみいただければ「ぁあ、にゃるほど!」と思われるのではないかと察するけど、なんとも上手なんですよ。年末ごろにはその年のチャンピオンを決めるグランドなんとか大会ってのもあるのだが、当然のようにそのチャンピオンに輝いた。ちょっとした「お宝発掘」である。舞台度胸も抜群で、でかいだけじゃなくオーラにも迫力十分。もとより、プロとなるとまた異なるレベルがあるようにも思うのだが(以前、とある取材のさなかにある人気歌手のアカペラ──CDなど商品にするさいの歌パート録音──を聞かせてもらったことがあるが、「これがプロの歌か!」と目というか「耳からウロコ」だったのを思い出す)、ひょっとすると……、コレをきっかけにプロとしてデビューしていてもおかしくはないと思わせるものがあった。

  ついでに(?)司会の相方を務める「あゆみちゃん」こと椎名歩美ちゃんが、太田蘭三ふうに見ると「われわれ中年男好み」でなかなかにキャワユイのだが、「あゆみちゃんに会いたくて番組出演に応募しMASITA」って男を見かけないのが摩訶不思議(まぁ、見てないところでお出ましになったのかもしれないが。見てる時間のほうが圧倒的に少ないワケだし)。しかしまさか「おビール」(太田蘭三の小説に出てくる女性の定番句)なんてこたぁ言わないよねぇ(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)




  大韓の巨大ネコじまん登場!
  体重10kg超。ウチのちょびも絶好調のころは似たようなレベルではあったが、大きく育ったネコを自慢したくなるのも似たようなものであるо(^ヮ^)о
  しかも名前が「주군(主君)」ときた。ちょびもどきおり「殿下」と呼ばれているから似たようなものか。




  だいぶ前にネットで遭遇したアメリカ合州国のスター巨大ネコ・サムソン。「ぁあ、ほしいなァ……」と思うが、なにもニュース番組(YTNはニュース専門TV局)でやらなくっても……でもうやるんだよっ!

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  話かわりますけど。
  さる10月8日の深夜、なにげに「Flightradar24」(カラオケ大賞21みたいですな)を眺めていたところ、かような航跡を発見した(Flightradar24からのスクリーンショット)。この日のJL869便は成田を18時10分に出発、北京首都空港には21時15分に到着するダイヤが組まれていた。ところが、この航跡図を目にしたのは深夜0時すぎ(9日)。ご覧のとおり、北京上空を目前に旋回したのち進路を東寄りに向け、天津上空を素通りするや北京からだいぶ離れた渤海上空でぐ〜るぐ〜るぐるぐるぐるぐると七転八倒状態。結局、このあとは深夜2時すぎに仁川国際空港に代替着陸(ダイバート)してしまった。
  その後は、4時21分(9日早朝)に仁川を出発、5時05分に出発地の成田に戻らず羽田に代替着陸したらしい。

  で、こんなモノを見てしまえば、なんだってこんな事態になったのかが気になる。そこであれこれネットで検索してみたのだが、どうにも要領を得ないばかりか、国土交通省の「航空安全に関する統計、報告等」にも一切触れられていないのである。一体全体、なにが起こったのだろうか……?  ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけると幸いです。

  ところで、同業者友人にGという女性がいるのだが、だいぶ前に北京からの帰途、乗っていたJAL機が成田の滑走路が水浸しになっていたため着陸できず、羽田に代替着陸したことがあったという。もちろん羽田での降機はできず、(おわびの意味か)フリードリンクサービスで酒盛り状態となった機内で呻吟としたのち、深夜の成田に辿り着いたそうだ(都内まで臨時リムジンバスが走ったとかでその点はよろこんでいた)。
  このGだが、飛行機の予約をするとちょうど台風(成田のときもそうだった)がやってきて国内線であれば日程変更を繰り返すハメになったりと因果者の素質十分といったところなのだが、つい先日、別のエピソードを聞いたオレは、少しばかりビビらざるをえなかった。いわく、
「ANAに乗っていてエンジンから火が噴いたこともあったワ♪」
  ……。

  じつは、某国某所で取材のジョイントをするのも面白いネなどと話し合っていたりもするのだが、そのときは現地集合にしようと密かに誓ったオレである(笑)。

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2017.07.26

大韓に行かないで大韓を味わう法・・・の巻


  発売後のお知らせになってしまいましたが、ただいま発売中の雑誌「旅と鉄道・17年9月号」(山と渓谷社)に「世界の鉄道 途中下車の旅14 タイからラオスへの国境越えと寝台列車の旅」ほかを寄稿しております。書店等でお見かけしましたら、お手に取っていただければ幸いですm(__)m

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  という次第で、東南アジアに浮気しているような昨今ではあるが、そうこうしていると久々に大韓散歩へと繰り出したくもなってくる。ワケあって(?)、今年の11月以降に2度ほど訪れる計画を立ててはいるものの、それまではまだだいぶ間が空いている。そこで、書物だのネットだのを通じて大韓風味を楽しんでいたりするのだが、そうしていればこんなイカした本に巡り会うこともできる。

『大韓ロック探訪記  대한 록 탐방기』(長谷川陽平著・大石始編著/DU BOOKS)
  大韓を舞台に第一線で活躍しているミュージシャン・長谷川陽平については、いちおうは知ってはいたが、こんな楽しい一冊が出ていたとは、迂闊にも気がつかなかった。
  あるィ夜。ネット通販の検索窓に、ほとんど無意識のままに打ち込まれた「大韓ロック」の文字。別段なにを探していたのでもないのだが、経緯はともかくそうしてブチ当たってしまえば仕方がない。

  対談中心で構成された濃密な大韓話の数々。必然的に音楽シーンの話題が多くはなっているが、そこに流れる通奏低音は大韓そのものである。仮に大韓ロックそのものに興味がなくったっていい。大韓という響きにピピっときているとしたら、こんなに楽しく読める本もそうはないのではなかろうか。あの“『ディープコリア』シリーズ”と合わせ、ぜひ日常的に愛玩したい名著といえる。

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  大韓ドラマにもあれこれ傑作やら良作やら名作やら佳作やら駄作なんてのもあるが、イブシ銀的名作としてこの「王と妃」はぜひ見ておきたい作品だと考えてきた。といいつつ、全編を通してじっくり鑑賞したことはなく、要所要所をつまみ食いしてきた程度だというのを白状しなければならないが、そういうザマになってしまうのは、ひとえにコレが全186話という大河ドラマ中の大河ドラマであるがゆえ(オープニングでいきなり「대하드라마=大河ドラマ」と画面にドーンとお出ましに。自他ともに認める大河ドラマなのであった)。
  ひとくちに186話というけれど、1話あたりがおよそ60分弱、一睡もせずに見続けたとしても軽々1週間以上を要するのだから、並み大抵の覚悟では臨めませんわなぁ(そもそもそんなことをする意味が?)。ちなみに、わりと中味の濃い次回予告があるのだが(1分間程度)、その全195回ぶんだけをコレクションしても、3時間超。DVD1枚に収まり切らないのではないかというおそるべきボリュームなのであった(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)

  で、このたび、唯一流通している“レンタル落ち”全93巻をコンプリート。その長丁場に挑むことになったというワケですо(^ヮ^)о

  話は朝鮮王朝第5代王・文宗の時代からスタート。即位したものの虚弱体質だった文宗は即位からわずか3年ほどで死去してしまうのだが、そのあとを継いだ息子のホンウィ(端宗)が11歳と幼なかったことなどが、一連の騒ぎの発端に。前半の山場は癸酉靖難と呼ばれる叔父・首陽大君による大粛清および王位剥奪事件で(ドラマとしてはショスタコービチの「交響曲8番」第1楽章のような脚本であり演出。癸酉靖難の回をみたあとにこの曲を聞いたら腑に落ちた)、全編にわたり王室や官僚あるいは宦官らによる権力抗争が繰り広げられるのだが、それをさらにドロドロとさせるのが後宮に巣食うおっかさん連中なのである。そのおっかさんたちのコワモテぶりがまたたらまんのですよ。ラストに向けてのハイライトは朝鮮王朝の“暴君”として名高い燕山君(第10代王)の大暴れであり、件の予告にも「いよいよ燕山君が登場!」のごとく扱われているのにもグっとくる。しかしそのころには秋になっちまうなァ……。

  でまぁ、そんな燕山君の大暴れにカタルシスを期待しつつ186話に挑むワケだが、そのマラソンの主役をなす仁粹大妃(というより役を演じていているチェシラ)がかもす迫力こそが、このドラマの根幹を牛耳っているといっても過言ではないだろう。のちに仁粹大妃と化す首陽の長男の嫁・ハン氏として最初から出ているのだが、山盛りとなった傍役のひとりでしかなかったその時代から、すっかりドラマの顔と化す文字どおりの変貌にもグっときてしまうのであった。

  ところで、この時代は数々の大韓時代劇で舞台に選ばれているが、この作品では「朝鮮王朝実録」などの歴史書を比較的忠実に沿っているといわれ(ときおり入る解説で、ときに「実録」の内容に疑問を呈していたりもするが)、時代劇であると同時に「歴史ドラマ」であるといえるだろう。なにがいいたいか?  大NHKが大韓時代劇を指してことごとく「韓国歴史ドラマ」などと銘打っているが、そのなかには100%のフィクションドラマも含まれており、NHK式の呼び方に違和感を覚えざるをえない。もちろん、「王と妃」にしても創作された部分は多々あるだろうし、作品の最後で述べられているとおり、残された“史実”が勝者側の“史実”にすぎない点なども考慮すべきではあろう。だが、NHK式の無防備な呼び方はどうだろうか。あたかも、フィクション(まったくの作り話)もまた「歴史ドラマ」、あるいは史実としかねないような危惧を、わずかながらも感じないではいられないのだが……。



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  さて、そんな「王と妃」は大韓における大ヒット作でもあった。1998年6月から2000年3月(長ぇ〜っ)というから、かれこれ20年弱前という古いドラマであるにも拘わらず、街を眺めればこんなレガシー(遺産)がそこここに散見されるというのも楽しからずやо(^ヮ^)о

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  看板の文字はドラマのまんま(多少は違えてあるかもしれないが)。書道の師範だかなんだか忘れたが、その程度にまで書道に勤しんでいたことのある我が母堂いわく「あの王の字、上下のバランスを崩してあるところがいいわねぇ」とのこと。篆刻家・チョンビョンネ(정병례선생님)の作ということで調べてみたところ、「ほしい!」と感じさせる作品があれこれあった(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)

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  コレはちょっと再現がいい加減ですな。

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  もとい、勝手に使って大丈夫なのかと思わないでもないが、きっとケンチャナヨなのであろう。そう思った。

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  飲み屋の一種。こうしてみたところ、飲み屋のほか韓服店、さらにノレバン(大韓式カラオケ屋)に好まれているようだ。

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  まぁ、王と妃ですからねぇ。たしかに韓服にはもってこいの屋号かもしれない。

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  民俗酒場。

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  この店はチェーン店のようだ。どうでもいいが。

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  王と妃は「왕과비」。しかし「왕&비」ってのはあまりにおっかさん(チェシラ)と燕山君をナメちゃいまいか?

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  で、燕山君。なんだって燕山君なのかといえば、看板にあるとおり「연산군연탄구이」(燕山君練炭焼=ヨンサングンヨンタングイ)、つまり「燕=ヨンと練=ヨン(ともに大韓語読み)」ってことなのではないかと推察するのだがぢうか?

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  この店は屋号の看板が捉えられていないが、同じく焼肉店である。生サムギョプサム3900ウォンってのは安くないか?

  それはそれとして、「王と妃」の前半を見るにつけ、「ぁあ、この男の目つきときたら、日本のどっかの政治家と同じですなぁ」と感心させられることしばし。内官(宦官)のオムジャチ(キムビョンギ)やキムヨン(ファンボムシク)、安平大君(チョンソンモ)あたりなんかとくにねぇ。テレビニュース(自称か?)なんかを見てると、どっかの国の与党政治家の見たくもないのに見せられることが多い面々にクリソツなんですな、コレが。このうち、役を演じているキムビョンギとチョンソンモは、ともに「砂時計」で悪役格というか“卑役”(造語)でイイ味わいを出していたが、「王と妃」でも期待どおりの仕上がりである。まぁ、いまのところ(?)燕山君がわが国にお出ましでないのが救いといやぁ言えるか……?

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  話かわりますけど。かように大韓ネタで寛いでいたら、こんなのを拾った(3冊ほど表紙画像をネットでみかけるが、いずれも同一の画像のみが流布されている模様。そのうちのひとつをココでも使わせていただいた。ぁあ、欲しいなァ……)。いかにもアヤシゲな雰囲気の「劇画」だが、金日成のルビが本名の「김성주(キムソンジュ)」になっているところがミソ(『劇画・金日成の寝室』パクブキル画)。

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  コレも拾いモノ。「道路脇(路肩)での性行為  交通事故誘発」ときた。類似のシロモノに国立公園内だかにあるらしい同じような意味の横断幕(섹스금지)があって大韓人を面白がらせているようだが、そちらは単純なフェイク。するとこちらもそのテかもしれないが、とりあえず面白いのでタウム地図で現場を捜索してみることにした。

  ちょっと見に全羅道の北部か忠清道南部を直感したが、よくよくみれば「全州国道」がどうのとある。ココまでわかればあとは単純。該当しそうな国道をネット上でドライブすればいいのだ。

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  で、あったо(^ヮ^)о  ワクワクしながら捜索を続行し、かれこれ6カ所ばかり特定しつつスクリーンショットを取ったのだが……、書いてある文句が違うではないか。「道路脇での販売行為〜」だって?  ったく、ガッカリしたとはこういうときの心境を指すんだよなぁ(笑)。

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  その現場のひとつ。

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  しかし、さらに調べてみたところ(ヒマ人ですね・笑)、コレはまったくのフェイクではない可能性が出てきた。なんでも最初に現われたのはまさしく「性行為(성행위)」云々(うんぬん)で、コレを見つけた某大韓人がネットにアップするや、世間をそれなりに楽しませたらしい。ところが、その騒ぎにクマった当局が、とりあえず「商行為(상행위)」と書き換えたというんですな。それが現段階では「판매행위(販売行為)」で落ち着いているということらしいのだが(つまり、성행위→상행위→판매행위)、そもそもがこの路肩で商売をするというのはムリがあるというか命がけだし不自然にすぎる。むしろ「性行為」のほうが、たぶん路肩にクルマを止めて云々(うんぬん)ってな話だろうから可能性がないワケでもないだろう(しかし、こんなところでそんなことをする意味が?)。

  それはそれとしても。コレが当初のママだったら、この現場に赴いて写真のひとつでも撮らないことには自分に対する示しってもんがつかないよなァ。ぁあ、でもこんなところまで往くのも面倒だなァ(全州あたりからタクシーをチャーターか?)。……でも、やるんだよっ!  というのをやらないで済んでホっとしたであります。

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  おまけ。だいぶ前に拾った「くむじ少年」。なんらかの事情でいきなりこのページに寄って下さった方にはなんのことやらわからないと思いますが……。「ドキドキラブコメディ」ねぇ……。大韓版「JUMP」に載っているのかいたかしたそうであります。


  おまけ。



  大韓語で歌ってみましょう♪

  으하하하!  으하하하하!
  (ウハハハ!  ウハハハハ!)
  황금박쥐!
  (ファングムバッチ!)
  어디 어디 어디에서 오느냐 황금박쥐!
  (オディ、オディ、オディエソ オヌニャ ファングムバッチ)
  빛나는 해골은 정의의 용사다.
  (ピンナヌン ヘゴルン チョンゥイエ ヨンサダ)
  힘차게 날으는 실버 배터.
  (ヒムチャゲ ナルヌン シルボ ペト)
  우주의 괴물을 점멸시켜라!
  (ウジュエ クェムルル チョムミョルシキョラ!)
  어디 어디 어디에서 오느냐 황금박쥐!
  (オディ、オディ、オデュエソ オヌニャ ファングムバッチ!)
  박쥐 만이 알고 있다.
  (パッチ マニ アルゴ イッタ)
※作詩:제일동화/作曲:타나카 마사시/大韓版の歌:?

  なんだって黄金バット(황금박쥐)なのかといえば、大韓ドラマ「まるごとマイラブ(몽땅 내 사랑)」のファンクムジ(황금지)が双児の弟オギョブにそう呼ばれてたのを思い出したから(単なるくむじつながり。とくにというか、まったく意味なし失敬の巻といったところだが、じつはアニメ「黄金バット」が日韓共同製作だったということをこの騒ぎのおかげで知ることとなった)。ついでのついでさらについでのの話ではあるが、「우주의 괴물을 점멸시켜라!」のところを「자민당의 바보들을 점멸시켜라!」にしたら楽しかろうと思う。

  という次第で、大韓に行かないで大韓を味わう法の巻でありMASITA。

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2017.03.16

ロ長調の至福・・・の巻


  今回は、久々にクラシック音楽をめぐる無駄話を……。
  もっとも敬愛している音楽家がショパンであることはなんどか記してきた。聞いたり弾いたりするだけでなく、楽曲などをめぐりあれこれウンチクというかナゾ解きに興じてみるのも楽しいものだ。

Chopinkey

  で、今回取り上げてみたのはショパンの楽曲における調性である。たとえば、『ショパン マズルカ 演奏と解釈への助言』(山崎孝/音楽之友社)を開くと、
「変イ長調という調性は、ショパン好みの調性であることは周知の事実である」(179P)
  といった記述があるし、同世代に生きたシューマンが組曲「謝肉祭」のなかの変イ長調の1曲を「ショパン」と名づけていたりもする。オレ自身もまたショパンにとっての変イ長調という調性を特別視してきた。だが、本当にそうだろうかとふと思ったのである。

  たとえば──といっても個人的な好みにすぎないが──ショパンの変イ長調にどれだけの傑作があるだろうか。著名な1曲として「英雄ポロネーズ(作品53)が思い浮かぶが、演奏会向けではあっても傑作とは思えない(トリオにはグっとくるけれど)。ポロネーズでいえば、同じ変イ長調ならば「幻想ポロネーズ(作品61)」にむしろ霊感めいたものを感じるし、嬰ヘ短調(作品44)のほうがよほどの問題作だ。変イ長調で目立つといえば、あとは「ピアノ協奏曲第2番(作品21)」の第2楽章ぐらいか……。

  そこで集計してみたのが上の表というワケだが、曲数でいうと変イ長調(As-dur)が29曲で堂々のトップ。のっけから“仮説”以前の“疑問”の根拠がなし崩しになってしまいMASITA(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)  次点が21曲でイ短調(a-moll)だというのをどう解釈するのかはひとそれぞれだろうけれど、両者の差が歴然としているのではいかんともしがたいではないか(笑)。
  ただ、ショパンの故郷・ポーランドの民族音楽に由来する「マズルカ」の6曲はともかく、「ワルツ」で29曲中の8曲を占めるというのが興味を引く。これらのなかに、“重要な曲”がどれだけあるかという視点においてだ(イ短調・作品34-2や嬰ハ短調・作品64-2あたりはо(^ヮ^)о)。

  *表はC(ハ長調)からd(ニ短調)まで、「前奏曲集」(作品28)と同様の循環で並列しました(大文字=長調、小文字=短調)。カテゴリ中の「マズレック」は「マズルカ」と同義ですが、ショパン自身の命名に合わせて別項目に。「ほか」は「ロンド」や「幻想曲」「舟歌」「ピアノ三重奏曲」などが該当。(*1)などの数字はピアノソナタなどにおける各楽章の主調をカウントしたものです。なお、誤りがありましたら御指摘をいただけると幸いです。

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  ところで、独断で傑作中の傑作を列挙してみると……、
・ポロネーズ:作品26-2(変ホ短調)、作品44(嬰ヘ短調)、作品61(変イ長調)
・マズルカ:作品33-2(ニ長調)、作品56-2(ハ長調)、作品59-1・3(イ短調・嬰ヘ短調)
・バラード:作品52(ヘ短調)
・即興曲:作品51(変ト長調)
・前奏曲:作品28(24曲全曲──とくにハ長調・変ホ短調・ヘ短調)
  あたりを挙げたくなるが、なかでも上の譜例に挙げた「マズルカ・作品59-3」(嬰ヘ短調ーfis-moll)は“ショパンらしさ”という点で傑出した1曲ではないかと思う。マズルカ独特のアクセント(明確な箇所として譜例末尾から2小節3拍目など)。3拍子と2拍子の混在。ルバート。ソナタ形式に準ずる形式美。そしてこの嬰ヘ短調(第2主題は嬰ヘ長調)の響き……。じつはショパンの嬰ヘ短調にはショパンならではの冴えをみせている曲が多い。たとえばつぎの「前奏曲・作品28-8」もそんな1曲ではないだろうか。

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  ショパンはピアノ演奏法に大革新をもたらしたといわれており、たしかに彼以前には想像もつかなかったような書法をいくらでも見つけることができる。ショパンの楽曲にある種の即興性を見い出すという話はよく聞くが、あるいはこの曲にもそんな秘密が隠されているのかもしれない。それを裏づけるといおうか、ショパンのあまたのピアノ曲には、「難しい箇所」は数知れずとも「(あえて)弾きづらい箇所」は数えるほどしかないような気もしている(気も……というのは、このでまかせを記しているのはピアニストではないものでしてねぇ)。

  同時代のリストもまた、ピアノ演奏(技巧)を究めた音楽家ではあったが、おそらくはショパンとは対極の発想(?)が彼の創作を支えていたようなイメージを抱いている。では、やはり同時代のシューマンの心境はいかなるものだったろうか。シューマンといえば、ショパン17歳のときの作品「ラチダレムラマノによる変奏曲」(作品2)にショックを受け、「諸君、脱帽したまえ、天才だ!」と絶賛。その論評を読んだショパンがあまりのとんちんかんぶりに脱毛してまったというのは大ウソだが、その後もなにかにつけ絶賛の論評を発表している。しかし、そのホンネははたして……?  仮にショパンをめぐる小説なり映画なりを創作するとしたら、シューマンこそが主人公に相応しいような気がしてならない。

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  一連の嬰ヘ短調のなかで、もっともカッチョイイのはこの「ポロネーズ」(作品44)でキマリ!  トリオ(中間部)にマズルカ(イ長調=A-dur。単独で書かれた「マズルカ」にはただの1曲もない調性だ!)を挟む規模の大きな楽曲だが、第1主題の激情ぶりがとりわけ際立つ。もっとも、この曲が書かれた1941年ごろのショパンは、比較的健康状態もよく、療養で訪れていたマジョルカ島からパリに戻り、創作活動に没頭していたという。たとえばウィーンに滞在していたころのような葛藤(故郷ポーランドで起きた「ワルシャワ革命」の報を受けた)とは距離があったようだ。

  それにしても、上の表にあるように嬰ヘ短調を主調とする楽曲はわずか6曲(うち「ワルツ」1曲はショパンの作でないとする意見がある)。ここで取り上げなかった「ノクターン」(作品49-2)のメランコリックな“歌”にも惹かれてやまない(冒頭の主題の22小節にも及ぶ長いスラー!)。

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  いまひとつショパンが描くロ長調にもココロに静かな響きをもたらすような佳品が多い。「ノクターン」全21曲中3曲(作品9-3、32-1、62-1)ともっとも多くを数えるのは、あるいはこうしたスタイルの楽曲にこの調性が向いているとショパンは直感していたのだろうか?  逆に、ただ1曲ある変イ長調(作品32-2)からはあまり冴えが感じられない。
  個人的にはこの3曲ともに好むところで、とりわけこの62-3にはある種の“ファンタジー”めいた世界を想像してしまう。ドイツ北部やポーランドにこんな風景があるような気がした。その平原で聞こえてくるかすかな音は梢だったり波音だったりするのかもしれないが、そうしてまっすぐにさまようような印象を、この曲から抱き続けてきた。

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  同じロ長調でも、「ピアノソナタ第3番」(作品58)の第3楽章からはいくぶん体温めいたものを感じる。だが、作品62-3のAndanteにせよ、この曲のLargoにせよ、そこには“歩み”のようなものが暗示されてはいまいか?

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「幻想ポロネーズ」(作品61)では、前半の山場を走句で締めくくったあとに、テンポを落としてコラールふうの楽想がロ長調で演じられる(譜例はその6小節目以降)。このロ長調もまた、ショパンならではのロ長調だと勝手に思い込んでいる。発想標語にはPiú lentoが与えられており、Largoとは異なるさまよい方をしているような気がするのだが、案外、自分自身はこういう情景を探し求めて旅に出歩いているのかもしれない。以前訪れたバルト海に面した砂浜で、その片隅に繁茂する雑草が示す色彩とのシンクロをかすかに覚えたものだったが……。

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「幻想曲」(作品49)のトリオからも、ショパンのロ長調が強烈に伝わってくる。この曲の主調であるヘ短調の対極調が選ばれたのは、はたして意図的だったのだろうか?

  いまひとつナゾめいている点として異名同音調を挙げておきたい。♯・♭ともに5つ以上が付加されると発生するものだが、多くの場合は♯・♭が6つの調が該当する。すなわち、嬰ヘ長調=変ト長調(Fis-dur=Ges-dur)と嬰ニ短調=変ホ短調(dis-moll=es-moll)である。
  ショパンの場合、異名同音調のうち嬰ニ短調と変イ短調を主調とする曲が皆無だということは子どものころに気がついていたし、上の表でも省略してある。言い換えると、音としては同じであるにも拘わらず嬰ヘ長調を変ト長調とを明確に分けており(「即興曲」と歌曲では双方が混在している!)変ホ短調は徹底して変ホ短調を貫いているあたりにも好奇心をくすぐられずにはいられない。しかし──こんな抽象的な話がどれだけのひとに通ずるかはわからないけれども──、実際に聞くなり弾くなりしてみると、嬰ヘ長調はたしかに嬰ヘ長調であり、変ト長調もまた然り。5曲ある変ホ短調の曲が嬰ニ短調として聞こえてくることはない。

  これまたごく私的な見方ではあるけれど、平均率24の調性にはそれぞれ色彩があり、ことによるとショパンはそういう直感をもって曲の性格をはかっていたのではないだろうか。実際に試してみるとよくわかるハズだが、たった半音をズラしただけで、同じ曲がまったく異なって聞こえてくる(歌曲が原調と異なる調性で歌われるのはごくふつうのことだが、オレはどうしてもなじめないのだ。カラオケを含めて)。はたしてショパンの真意やいかに?

  なんだか曖昧模糊としたボヤキの羅列になってしまったが、今宵はこのへんまでにしとうごぢいます(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)

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2016.12.10

下世話に欧州・・・の巻

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  パリゆき「タリス」の車窓にお澄まし顔┌〈vv〉┐?

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  その足下にはこんなお顔があるし(座る前から目についていたが、隣席のご婦人の反応を慮りつつ、降りるドサクサに紛れてショット)。

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  ウィーン中央駅にて。大きなお世話だと思った。

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  オカ・・・もといニューハーフ御用達?

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  ワルシャワの街角では哭くのが流行りとみた。しかし、トイトイだって役牌やらドラがからめば容易にハネる。バカにはできんよ(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)
  この「TOITOI」、ポーランド語でどう発音するのかはわからないが、フランス語ならば「トワトワ」ですね。トワトワトゥロワスキュールソンブルアベックブラントゥロワドラドッカ〜ン!  日本の「○I○I」を大韓人が目撃すると「イイ(이이)」になってしまいますなぁというのはついでの噺。

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  슈퍼 꼬라지 하고는〜♪
  ポーランドにもしゅぽ多数。残念ながら、「슈퍼 꼬라지 하고는」をポーランド語に訳すすべがない……。

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  슈퍼 꼬라지 하고는〜♪
  新鮮市場。

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  슈퍼 꼬라지 하고는〜♪
  本当に0時から7時まで締まっているのかは確かめなかった。

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  슈퍼 꼬라지 하고는〜♪
  しゅぽ(スーパー)ではないかもしれないけれど、つい本能がシャッターボタンを押してしまうのであった。

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  슈퍼 꼬라지 하고는〜♪
  車窓にしゅぽアリ。

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  슈퍼 꼬라지 하고는〜♪
  ありきたりな観光地なんぞよか、よほどその土地のニオイが漂っているのではないかと思うのだがどうか?

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  슈퍼 꼬라지 하고는〜♪
  WOLA(ボーラ)という靴下メーカーがポーランドにある。ぢうでもいいが。

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  ボゴキン(バーガーキング)ならぬケパッキン(ケバブキング)とは一本取られMASITAね。

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  このツェッペリンのLPが、どのような巡り合わせで21世紀もだいぶ経ったワルシャワの露店で売られていたのか……。いま思えば、日本に連れ帰ればよかったのかもしれない?

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  ワルシャワの街角にも「くむじ」アリランо(^ヮ^)о

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  こちらはソハチェフで遭遇した「くむじ」。

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  やっぱ、主張したくなるものなんだろうねぇ、シャッターがあると。

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  花の都と「くむじ」のコラボ。

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  ペールラシェーズの墓地における「くむじ」事項の数々。

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  ケルン中央駅のキヨスクにて。
「リッタースポーツください」
「いくつか種類がありますけど……?」
「コンプリート!」
「OK^^!」
  よくよくみればイチゴヨーグルト味などの欠品があるが、それよか、こっちに気を取られてたおかげで、ハヌータを買い忘れたのを帰路の飛行機のなかで気づいて地団駄を踏んでしまった。思いきり“チャイナ買い”をするつもりだったのに、コレというのもソウル駅ィ横のロッテマートからリッタースポーツが消え失せたのがいけない。……などと思っていたら、バンコクのスワンナプーム国際空港で2種類ほど発見したが。
  一緒に並んでいるのはショパン生家(博物館にもアリラン)で買ったショパンブランドのビターチョコ(板チョコ)とユーロナイトのサービス品(左:ウィーン〜ワルシャワ、右:ワルシャワ〜ケルン)。

  ところで、今回のヨーロッパ散歩は、当初の目論みでは来年の春ないし秋を予定していたものをとある思いつきから前倒しての日程であった。ところが、つい先ごろにドイツ鉄道(DB)が夜行列車(シティナイトライン)を全廃するという報道に遭遇。ウィーン〜ワルシャワ間のユーロナイト「ショパン」は生き残った模様だが、ワルシャワ〜ケルン間の夜行は、(DB予約サイトから見るかぎり)このアップと踵を接するようにして姿を消してしまった。なんらかの形で夜行列車の運行が続けられるという見方もあるらしいが、ギリギリのタイミングで夜行列車の旅が楽しめた幸運に感謝するほかはない……。
  という次第で、欧州散歩2016年秋の陣でごぢいMASITA。

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2016.12.04

終着地はパリ20区・・・の巻

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  パリでおのぼりさんо(^ヮ^)о  が〜……。

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  目的地はこの1点。ペールラシェーズの墓地である。

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  なんでかといえば、ショパンの墓があるから。この地にショパンが眠っていることを知ったのは中学生のときだったと思うが、以来、いつの日か足を運んでみたいと思い続けてきたのである。つまり、今回のヨーロッパ散歩は、ショパンの生家から墓所を訪れるという単純な発想かその起点だったワケだ。
  が、しかし。ともあれあの“聖地”にやってきた。
「あなたのおかげで、人生をより豊かにすることができたのです」
  墓前にて、そんな思いが去来した。

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「マリアカラスの墓がこのへんのハズだが……」
  そう思いつつ歩いていたらカラスがいた。見てみればビゼーの墓。墓石にカラスが乗っているのは考えたシャレでもなんでもないが、マリアカラスの墓はついぞみつけることがでいなかった(公式サイトから入手した地図に、どういう次第かカラスの墓がプロットされていない)。

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「先生、ラベルはどうして自分よりあとに亡くなった作曲家の墓を曲名にできたんですか?」
「フフフ●●くん(あえて名を秘す)、それはプーランクじゃなくてクープランだよ」
  という本当にあった笑い話の題材となった(?)プーランクの墓である(学生時代の“恥ずかしいお話”が一生言われ続けるというその好例)。

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  マルセルプルースト。傍らには涙を流しながら跪く西洋人のうら若き乙女が……。彼女、メッセージカードまで墓前に供えていた。
「ぁあ、プルーストには熱狂的ともいえるファンが少なくないからねぇ」
  と証言するのは件の●●くんである。

  ごく私的な話ではあるが、「マルセルプルーストの小径」というピアノ曲をプレゼントしてくださった作曲家が、つい先ごろ亡くなったとの報を受けた。ちょうど、かつて討議の題材となったショスタコービチの交響曲11番終楽章の解釈をめぐって思うところがあり、(30年ぶりぐらいになってしまうが)お目にかかりつつお話でもうかがいたいものだと思っていた矢先の訃報であった……。来世へのキャリーオーバーというのは、案外多いものかのかもしれない。

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  そんなペールラシェーズの墓地を歩きながら、「夜のガスパール」の終曲「スカルボ」(ラベル)の締めくくり、その音色が妙ににつかわしく感じられた。……ところで、資料としたこのデュラン版の楽譜(1980年代後半の版)にささいな誤りを発見してしまった。あるいはラベルの自筆譜のママなのかもしれないが、だからといってこの譜面どおりに弾くひとがいるとも思えない。いまのいままで気づかなかったのも不可解だが……(念のため、終わりから2小節目上段にあるべきト音記号が抜けている)。

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  せっかくなのでおぼのりさんの定番もо(^ヮ^)о
  そいや、社会人になりたてのころ、取引先の係長だかに尾登さんという人物がいたなぁ。どうでもいいけど。

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  そんな定番おのぼりさんもいいけど、案外こうしたなんでもない街の貌にこそ旅を実感したりもする。

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  やっぱ、どっちかというと大韓風味だよねぇ(もっとも、東京に比べれば大阪は大韓風味が濃厚。歩いていて楽しいのはもちろん大阪でありパリである)。ぇえ、ぇえ、とっても気に入りMASITAね、パリが。

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  地下鉄も楽しい。
「どこに行くの?  切符は買ったかい?  ぁあ、その切符じゃダメだよ。一緒に来て」
  なんていうベタな手口の“寸借泥棒”にも北駅切符売り場前で遭遇したが(ネタをありがと、長髪あんちゃんよ)。

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  この異国情緒がたまらん♪

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  郊外とを結ぶPER。ウッカリ逆方向に乗ってしまい、気がついて車内の地図をみたら(ほんの3〜4駅なのに)すでに「ゾーン4」。慌てて反対ゆきの列車に乗り換えたが、手持ちの切符が有効な「ゾーン1」に戻るまですこぶるヒヤヒヤさせられMASITA(時効直前の逃亡者心理に近いモノがあった・笑)。

「いやぁ、いつゲシュタポが現れるかと思ってドキドキしたぜ」
「いちいち面倒なんだよね。でも運がよかった。もしやられてたらかなりの額を罰金で取られるよ」
  とデラT。パリの中心部は「ゾーン1」として一律で広範囲かつ安価で乗車できるパリ地下鉄だが、外郭部は円周状に「ゾーン」が設定され、「ゾーン」ごとに有効な切符を事前に購入しなければならないのである。日本式の「乗越し精算」は制度そのものがなく、「ウッカリ」もクソもなく罰金を徴集されるらしい。
「うんうん。事情はわかった。でも規則なんだ」
  そういうことは旅行案内書やネットのパリ観光案内などにも記されてあるが、(そんなに深く調べたワケではないにせよ)具体的な罰金額についての記述をみかけないことに気づいた。はたしていかほどに徴集されるハメになるのだろうか?

  そんなおどろおどろしい地下鉄。どこだかの駅で、自販機で切符を買って自動改札を通ろうとしたら、エラーで入場できなくなってしまった。なんかイヤだなァと思いつつ、幸運にして(?)すぐ背後にあった窓口で事情を話すと、「左の入口を開けますから、そこを通って」とあっさり。

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  今回のパリは、ショパンの墓参拝が最大にして唯一の目的だったが、ともあれ短すぎる滞在ののち、「ロワシーバス」でシャルルドゴール空港を目指す。運転手のフレンドリーな接客にココロが和んだ。

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  ウッカリして導線のママに進んでいったら、そのまま搭乗便の待合室に入ざらるをえなくなってしまった。それはいいとして、免税店はおろかコーヒー屋の類すらやってないのはどうしたことか。「空港で買えばいいや」と思っていた土産も、これではお手あげである。
  が〜……。憮然としつつ長クソを終えて戻ってみれば、店がちゃっかり開いている。ようは、出発便に合わせてその時間帯だけが開店となっているというワケだ。フランス流合理主義というヤツか……?

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  免税店のナイスガイ。

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  ホテルにて。ホテルと(値段が高い)食堂の類には、おっとっつぁんこそがよく似合うо(^ヮ^)о
「快適でしたよ」
「またパリに来たら泊まってくれるかね?」
「もちろん!」

  それはそれとして、「カメラはちゃんとカバンにしまって、観光スポットに着いてから出すようにするほうがいいよ。なにしろあぶないんだから」
  と、真顔でアドバイスされたのには説得力がありすぎた。さしあたり物騒だという印象こそなかったものの(場所によっては夜間は……と感じたところもあったが)、治安面での不安はやはりあるようだ。

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  ホテル自室からのィ夜。「あこがれのパリにやってきた書生気分」といったところでごぢいMASITA。


  おまけ。晩秋のペールラシェーズ墓地とよく似合っていた「スカルボ」。



  なぜか、つづく〜о(^ヮ^)о

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2016.11.04

嗚呼、ショパン散歩・・・の巻

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  憧れの逸品……。

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  という次第で、ショパンの生家にやってきた。わが憧れの地である。やってきてしまえばなんということはないが、ともあれあの家が目の前にある。

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  左からフレデリックショパンの姉ルドビカ、母ユスチナ、父ニコラス、妹イザベラ。ほかに14歳で早逝した妹エミリアがいた。

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  たぶん全ピアニストにとって羨望の1台なのに違いない。

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  庭園は後世に設えられたのであろうが、こんな小川のほとりで釣り糸でもたれて1日をすごしてみたいような気もする。もっとも当日は10度あるかないかで寒空に震えあがっていたが(笑)。

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  昼食も生家のある公園内で。

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  夏場の週末は、生家前で野外コンサートも開かれているという。この日は土曜日。残念ながら季節外でひっそりとしていたが、この寒さではピアノを弾く手もかじかむだろうと妙なところで納得してしまった。しかし、この季節のおかげで色彩があでやかなのである。

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  バス停にはショパンのイラスト。

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  ワルシャワに戻って、こちらはショパン博物館である。あいにく日曜日の訪問になってしまったが、おかげで無料で観覧できた(日曜日のみ無料解放)。ただ、入ろうとしたら入口のおとっつぁんが「チケットを」と宣告。無料のハズだがと要領を得ないままレセプションを訪れたらカード式の観覧券を無料で手渡してくれた。ようは、これが館内での楽曲や解説ビデオの再生などに用いられているワケである。

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  もちろんこちらにもショパンのピアノが。ご覧のとおり、現代のピアノと比べて音域が狭い。鍵盤幅もやや狭く、9度であれば楽々、10度もどうにか指が届くほどであった。鍵盤のタッチが軽く、ペダルの効果も現代のピアノとはだいぶ異なるらしい。残念ながら手を触れることはできないが、ショパンの自筆や原典版の楽譜をもとに、その音色を直に味わってみたいとも思う。

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  展示内容は充実しており、時間が経つのを忘れてしまうほどであった。

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  自筆譜の展示も多数(コレは、大好きな曲のひとつ「幻想ポロネーズ」)。じつはこれら自筆譜も目的のひとつで、生家にしろ博物館にしろ、自筆譜のファクシミリの販売があるのではないかと密かに期待していたのである。もしあるのであればほしい曲はいくらでもあって、いちいち挙げればキリはないし相場の想像すらつかないままやってきたが、10万、15万円の散財は散財にあらずといった程度の予算を立ててはいたのであった(“爆買い”といえるかどうかはいざ知らず)。が〜……。残念ながら「くったんごおぷそ(そんなものはないわ)」。では、古典的なマズルカやポロネーズなどポーランドの民族音楽のCDでも……と思ってはみたが、こちらも残念な状況であった。

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  一方で驚いたのがコレ。何カ所かで楽譜を見ながら楽曲をヘッドホンなどを使って楽しむことができるのだが、その曲目がイカしていたのだ。この楽譜をひと目見て曲名がわかるひとはちょっとしたショパン通といえるかもしれない。オレ自身、その存在をすっかり忘れていたどころか、耳にしたのはたぶん30年ぶりぐらいである(「3つのセコセーズ」OP.72〈遺作=死後に出版。16歳のときの作品といわれる〉)。あえて“王道”を避けるのがポーランドふうということなのだろうか(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)

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  イラストレーター・ショパンо(^ヮ^)о

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  デスマスクと毛髪。ショパンにしろモーツァルトにしろ、あまりに短い生涯であった。仮にもしもっともっと長命だったら、どんな曲が生まれた……どころか音楽史すら異なるものになっていたかもしれない。もしショパンが生まれなかったらという仮定でもまた然りではあろうが。

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  ショパンが洗礼を受けたというワルシャワの聖十字架教会。ショパンの心臓が安置されているという。
  この日は日曜日。賛美歌の澄み切ったハーモニーに耳を澄ませつつ、カトリックの礼拝情景を垣間見るのも悪くないと思った。

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  ワルシャワのワジェンキ公園にあるショパン像。さすがに観光客が大勢。リスト像もあるのだが、カメラを向けているひとを見かけることはなかった。単に知られてないだけなのかもしれないが……。

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  街角にもショパンの楽曲が。
  つづくо(^ヮ^)о

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2016.10.29

一路ポーランドへ…・・・の巻

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  ウィーン中央駅からは「ユーロナイト406列車」に乗り込む。ウィーン中央駅22時50分発、ワルシャワ中央駅には翌日の7時00分に着く(終着はワルシャワ東駅7時12分着)。
  じつはこの列車、恐れ多くも「ショパン」の愛称がついている。今回、EUに入国したフランクフルトからであれば、ベルリン経由で向かうのがワルシャワへの近道だが、あえてウィーン経由としたのはこの列車を発見してしまったからでもあった(ほかにニュルンベルクで買い物をするという都合もあったが)。

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  個室寝台車。以前乗ったハンブルク〜ミュンヘン間のシティーナイトトレインの寝台車は不粋な落書きが車体デザインを損ねていた(ドイツ鉄道では放置しているように見える)が、この列車の車両はその点でキレイである。窓配置(見えているのは通路側)がEF64-1000番台っぽくてソソられる(機関車マニアではないが、あの電気機関車はむかしからのお気に入り)。

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  ウィーン中央駅22時50分発。深夜の出発ということもあってか、室内はすでにベッドメイキング済み。構造はシティーナイトラインとほぼ共通で、折り畳み収納されているベッドを使うことにより3人まで同室利用が可能。クローゼットと洗面台がついているほか、ミネラル水とオレンジジュース、チョコレートのサービスがあった。ただ、洗面所の水を飲むのは100年ぶんぐらいの無鉄砲さが必要とみた。コップに「×」をつけたピクトグラムのシールまで貼ってあるが、それよりも水の現物をみたら、歯磨きにすらミネラル水を使ってしまいMASITA。もとより、そういう意味も含めてのサービスなのかもしれないが……。
  窓の上部が開けられるのもシティーナイトラインと同じ。少し暖房が効きすぎていたので、助かった。

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  こちらは2等座席車。6人定員のコンパートメントで、空いていればともかく、満席でひと晩を過ごすのはキツそうだ。

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  キリル文字に旅情が刺激される。

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  ニコヤカで親切だった車掌さん。ポーランド語とドイツ語とイギリス語のピビンバでひとときを過ごす。

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  この列車では朝食サービスはないと聞いていたが、温かいコーヒーとともに届けられた。パンがポーランド風味というか旧社会主義国を彷佛とさせる味わい(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)  ちなみに、トースターであぶるとわりとおいしい。

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  ワルシャワ中央駅には定刻7時00分に到着。途中、チェコ国内を通過するが、車窓をよぎるチェコの鉄道車両がこれまた旧社会主義国風味で思いきりソソられてしまった。ある意味でキューバーがその代表といえそうだが、社会主義体制下の遺構は立派な観光資源になっているようにも思う。

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  地下ホームとなっているワルシャワ中央駅。こんな2階建て車両があったり、時代は確実に進んでいるということなのであろう。

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  ポーランド国鉄ご自慢の高速列車ペンドリーノ(Pendolino)。最高速度は時速250キロとの由。クラフクゆきだったが、それはいいとして扉が閉まったと思ったところにコレに乗りたいらしい女性がエスカレーターからホームへと猛ダッシュ。残念ながら乗り逃したようであった。

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  切符売り場の窓口が大行列だったので、自動券売機にチャレンジ。クレジットカードしか受けつけないのが不安だったが、無事に乗車券を入手できた。

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  乗り込んだのはインターシティ。

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  およそ30分でソハチェフ駅に到着(できれば、隣に見えるタイプの車両に乗りたかった……)。

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  いよいよ憧れの地にやってきた……という感じがする。

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  ここソハチェフは、ショパンの生家への玄関駅。ショパンをこよなく敬愛するオレにとって、ショパンの生家を訪れたいというのは子どものころからの夢だったのである。だからといって常日ごろから「行きたい!」などと思っていたワケではないにせよ、憧れの地であることは疑いようがない。今回の欧州散歩の主菜はまさにショパンなのであった。

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  駅前にはナローゲージの蒸気機関車。

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  ショパンの生家へと連れていってくれるのは、左の青いバス(6番)。駅前に掲げられた時刻表を勘違いしたせいで1時間以上も駅界隈でのんびりするハメになったが、陽気なおっとっつぁん(運転手)に迎えられて、いざ出発であるо(^ヮ^)о

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  たぶん日本では見られないタイプの車内。黄色いハコは改札機で、切符に日付を刻印するきまり。

※おまけ:ショパン生家アクセスバス時刻(日中のみ抜粋)
●ソハチェフ駅前発
・平日 7:30、9:01、10:35、11:40、12:33、13:40、15:20、16:50、18:40(始発4:30、最終22:20)
・土休日 7:40、9:15、10:50、12:07、12:58、14:15、15:50、17:40(始発5:30、最終22:19)
●ショパン生家(ジェラゾバボラ:Żelazowa Wola)発
・平日 9:30、11:05、12:05、14:20、16:00、17:20、18:42(始発5:04、最終21:16)
・土休日 10:00、11:40、13:25、14:45、16:30、18:30(始発6:30、最終21:15)
*2016年9月1日改正ダイヤ

  つづくо(^ヮ^)о

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2016.10.05

秋の娯楽・・・の巻


  なんだか近ごろはDVD鑑賞がささやかかつ貴重な道楽になってしまったので、今日はそんな無駄話を(そもそも、汽車に乗ってあれこれ歩き回るのがいちばんの道楽だったのに、好き好んでその道楽を仕事にしてしまったのが運の尽きだったともいえる。その点、DVD鑑賞は仕事抜きにリラックスできるから「貴重な道楽」という言い種になってしまう。「贅沢を抜かすな!」と言われるかもしれないが……)。しかしそれはそれとして、なんにも考えずに「秋の娯楽の巻」としたはいいが、ふと気がつけばもう10月。時間が過ぎるのが異様に速い……。

Amadeus

  のっけから古い映画を持ち出してしまった。ともあれひさびさにこの「アマデウス」を鑑賞の巻である。かつて楽しんだ映画なりドラマなりに再会すると、なにかと考えさせられることも多いが、「なんとかの天才とが紙一重ってのはホントなのねぇ」という公開当時の友の言葉をふと思い出したものだ。虚実を巧みに織り込んだ物語の展開は面白く、音楽ドラマとしても十二分に楽しむことができた。ただ、あの当時は思い至らなかったハズだが、「レクイエム」の作曲依頼者についてのくだりについては、疑問を抱くところだ。事実(とされる伝承)よりは映画の創作物語のほうが心に染み入るがゆえにそう思う。

  モーツァルトは大好きな作曲家のひとりではあるけれど、かといって格別以上に心酔しきっているワケでもない。だが、仮に「この世に天才なんてものはいるのか?」と問われたとすれば、まっ先にこの名を挙げることにためらうことはないだうと思う。そうあらためて感じた。
  個人的には、この作品の主人公がサリエリであるように、シューマンそのひとにスポットライトを当ててショパンの物語を描いてみたいという思いを抱いているのだが……

  しかしなんだっていまさら「アマデウス」なのかというと、明日のィ夜をウィーンで過ごす予定だからなのだ(コレがアップされるころはユーラシアの空の上にてごぢいます)。旅の主目的はモーツァルトではないのだが、ウィーンということで思い浮かんだのがコレだったのである。残念ながらモーツァルトの正確な墓所はいまだ詳らかではないというが、せっかくなのでゆかりの地のひとつにでも訪れてみたいと思う。

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  おつぎはフォーレの「レクイエム」。コレも大好きな1曲で、機会があればライブで楽しんでみたいと思いつづけてきた(盤にはほかに「パバーヌ」や「エレジー」などフォーレの有名作品が収められている)。残念ながらなかなか機会が捉えられないので、せめてDVDでのんびり鑑賞を……というワケである。
  音色といいテンポ感といい好みにあういい演奏だが、不思議なことにオルガンが設えられてないホールのようであった。ステージ上にはもちろんオルガンが設置されているとはいえ、いまひとつ力強さに欠けているような感も抱く。それを十二分に補っていたのが合唱団で、とりわけ「アニュスデイ(Agnus Dei)」や「リベラメ(Libera Me)」(これらの曲はまさに美しい!)で絶妙なる魂の響きが生み出されていると思った。これからの季節にふさわしく、いい盤を入手できた。

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  話は大きく転調しますけど。前々から取り上げようと思っていてすっかり忘れていた1枚。大韓映画「殺人の疑惑(原題:共犯)」である。なんでコレを買ったのかというと、主演のキムガプスのファンだからなのだが、期待を裏切らない悪役ぶりが演じられていてウレシくなった。

  物語はパッケージにあるとおりで、ふとしたことから主人公が自分の父親に対し、その過去の重大犯罪への疑念を抱くところから話がはじまる。時効を目前とした児童誘拐殺人遺体遺棄事件。容疑者あぶり出しを狙って公開された脅迫電話で語られたつぎのひとこと──끝날 때까지 끝난게 아니다(クンナル テッカジ クンナンゲ アニダ)──。父親が「好きな野球選手の名セリフなんだ」といっていたこの「終わるまで終わらない(最後まで諦めるな)」という言葉が、まさに父親の声が語る脅迫電話の録音として公開されたのである(米大リーグの往年の名選手・ヨギベラ語録のひとつとして知られる“It ain't over till it's over.”のようだ。ヨギベラは、ちょうど昨年コレを自宅で鑑賞したころに亡くなってしまったそうだが)。

  でまぁ、あまり続けるとネタバレになってしまいかねないのでこのへんにするが、キムガプスが彼のファンなら知っている“お約束”をきちんと果たしていたところにもグっときたо(^ヮ^)о  しかも、その悪役ぶりときたら、あの西村京太郎大御大(その節はたいへんお世話になりました)をして感激してうなってしまうに違いないと確信させるものがあったのだからタマラナイ。

  それにして、も。ソンイェジンというのは不思議なイロっぽさの漂う役者だと思う。ヨンさまと共演した「4月の雪(原題:外出)」のときもしみじみ感じたが、この作品でもしばしばそのイロっぽさにあてられることとなった。ハンイェスルではただのいちども覚えたことのない感覚なんだがねぇ……。ぁあ、韓藝瑟と孫藝珍。ともに「藝(イェ)」ですねぇ。不思議ですねぇ……。

Rkimura01

  またしても大転調しますが。
  あるとき、ふとしたはずみで通販の検索窓にラッシャー木村とインプットしたら、このDVDの中古が割安で出品されているのに出くわした。ラッシャー木村といえばズバリ「金網の鬼」。当時、国際プロレス中継のオープニングに金網で囲まれたリングが映し出されると、それだけでもうワクワクしてしまったものだが、残念ながらこの盤には金網デスマッチはただのひとつも収録されていない●~*  ったく、それでどこが「金網の鬼」のDVDなんだと思わないでもないが、コレにささやかな散財を決め込んだのにはワケがある。

  同じモノのプロパー品が楽天ブックスにも在庫アリで出ていたのだが、そこには「アーティスト」としてつぎの名前が列記されていたのである。つまり、
・ラッシャー木村
・ジャイアント馬場
・ジャンボ鶴田

  である。繰り返すがこの御三家は「アーティスト」でござるよ。楽天ブックスによればだが。

  これからも想像できるように、収録されているのはおもに国際プロレス崩壊後の全日本プロレス中継のフィルム。あの「馬場〜っ!  これからは兄貴って呼ばせてくれよ!」というラッシャー木村の名セリフが飛び出した試合を中継で見たのは間違いないものの、そのあたりをさかいに中継そのものを見なくなったので、そういう意味でも興味を引くものがある。が〜。本題はそこではなく、この「馬場・鶴田・木村」という並び、そこにこそある。

  話は、オレが真面目に勤め人をしていたころに遡る。会社玄関の受付には、「外出簿」が置かれてあり、商用などで外出するさいにはそこに名前と行き先、帰社予定時刻などを記すきまりになっていた。で、あるとき外出しようとして外出簿を開いたところ、そこに「馬場・鶴田・木村」のお3方の名前が力強い字で記されてあったんですねぇ。ようは馬場さんと鶴田さんと木村さんがタマタマ一緒に外出したにすぎないのだが、オレにとっては大爆笑するにあたいするパフォーマンスだったワケですよ。
  このエピソードを存命だったラッシャー(いうまでもなく木村ってんだが、生きてるんなら連絡のひとつでもよこしなさいヨ!)に話したところ、
「馬場と木村はともかく、ココに鶴田があるところがミソだよな」
  とウレシがっていMASITAね。オレもそのとおりだと思ったワケだが。

  で、そんなくだらん昔話をココ(このブログ)でしようととっさに思いついたので、そのためだけに3000円近い大散財をシャレこんだ……という話なんですねぇ。

  ちなみに、晩年のラッシャー木村の「マイクパフォーマンス」を遡ると、新日本プロレス興業@田園コロシアムにラッシャー木村が「殴り込み」をかけた試合に辿り着くようだが、残念ながらオレはその試合を見ていない。なぜかっていうと、新日本プロレスの試合ぶりや演出が単に好みに合わなかっただけの話で、その点はラッシャー(友人のほう)とは逆の嗜好であった。が、それはともかく、その試合中継をたしかメシを食いながら見ていたラッシャー、テレビ画面のなかでラッシャー木村がやおらマイクをとったところで「みなさんこんばんは。ラッシャー木村です」と折目正しく挨拶をしたのを目撃して、その場で凍りついてしまったという。そんな話を大爆笑とともに教えてくれたものだったが、そのときはラッシャー木村の晩年云々を想像することなんぞできるワケはない。

  閑話休題。それにしても、最晩年のラッシャー木村の姿には痛々しいものを感じないではいられなかった。そこにプロ根性のようなものを感じとることもできる一方で、見たくなかったなという気もする。やはり「金網の鬼」は「金網の鬼」であってほしかった。ジプシージョーやアレックススミルノフ、オックスベーカーらとやりあっていたあの雄姿こそが懐かしい。

  無駄話は長くなってしまうが、ラッシャー(友人のほう)との間で決着のついていない論争がある。よく知られたプロレス技のひとつに「逆エビ固め」ってのがある。また、押さえ込んだ相手の片脚を持ち上げてフォールする「片エビ固め」ってのもある。前者はうつぶせにした相手の脚を逆側(背中側)に締め上げてダメージを与えるなりギブアップを奪うないという技であり、後者は仰向けになった相手の片脚を抱え込むことによってフォールをより堅固にするというものだ。つまり、名前は似ているけれど、技としての性格や目的はまったく異なる。ではさて、「逆エビ固め」の態勢で両脚ではなく片脚だけを抱えて締め上げたらどうなるか?  技のベースは明らかに「逆エビ」にあるから、「片逆エビ固め」ではないかと思うのだが、ラッシャーはあくまでも「逆片エビ」を主張して譲らなかったのである。しかしそれでは「片エビ」(つまりフォール態勢)を単に逆さまにしたことになってしまい、現実に目の前にあるギブアップ狙いの技としての説明がつかないではないか(「逆エビ固め」そのものが「エビ固め」の逆バージョンだというのがヤツの主張なのだが)。
  その論争はかれこれ数年にわたって繰り広げられたが、あれから30年以上経ってなお決着が着かないママ。ラッシャーが行方不明のいま(あっちからみればこっちが行方不明なのかもしれないが)、これでは論争そのものが墓場まで持ち越されかねん(笑)。

  ちなみに……。その論争の切っ掛けをたったいま思い出した。かつて発行されていた雑誌「デラックスプロレス」のバックナンバー表紙に、ジャンボ鶴田が黒人選手に対しこの技をかけている写真が載せられていたのである。それをみたラッシャーがふと気づいたように「コレ(その黒人選手)、レイキャンディーと違うか?」とひとこと。で、なにが面白かったのか、いまとなってはさっぱり理解できないのだが、大爆笑が止まらなくなってしまったオレ。で、たぶんそのときに「片逆エビ」と言ったオレに対し、ヤツが「いや、これは逆片だ!」と論争を仕掛けてきたのであろう。ココまでお読みくださった方、ホントにバカバカしい昔話ですみませんでしたねぇ……。

Hujiwaras05

  またまた転調して本の話を。
  この『藤原新也の動物記』(新潮文庫)を「そいや読んでないな」と気づいたので、入手して読んでみた。大爆笑を誘ったくだりがあった。

  沢木耕太郎の『深夜特急』の終盤。「サグレス」という名のビールとサントイッチだかなんだかを市場で買ってサグレスというユーラシアの果ての岬を訪れた場面がある。しかし、そのビールやらをどうするつもりだったのかと自問する著者。「サグレスの岬でサグレスという名のビールを呑む、という形ばかりのイメージにとらわれていた」というワケだ。しかし、最終バスで到着したサグレスはすでに夕闇のなか。あたりにはホテルどころか開いている商店の類すらない。いわく「その浅薄さのしっぺ返しはすぐに受けることとなった」。が〜。その「浅薄さのしっぺ返し」も、藤原新也自らが呼び込んだ“災難”にくらべればかわいらしいものである。

  インドを放浪していた藤原新也、なにを思ってかヘビ使いの男から必須の商売道具を買い取ってしまったのである。ヘビ使い必須の商売道具。いうまでもなくコブラである。それも、とりわけつややかでイキと気の強そうなヤツを、1日200円で過ごすのもどうかという旅人が、1200円も投げ打って買ってしまったのだから愉快である。で、もちろん、買ったはいいけれど思いきり持て余すことになってしまう。あたりまえだ。そのコブラがほしいと思った気持ちはわからないでもないが、それにしたって買ってどうしようと思ったのだろうか(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)

  でまぁ、ホテルの自室に持ち込まれたコブラ入りの壺は、時間をおうごとにその存在感を増す一方なのだが、あの藤原をしてこういわせしめてしまうのである。
<厄介なものをかかえ込んだと思った。私は、日に日に、その壺に対して臆病になっていった>
  このあたりの描写は鬼気迫る迫力があるが、あたりまえのこととしていずれはそのコブラにエサを与えなければならないときがやってくる。意を決し、ヘビ使いのアドバイスにしたがって鶏卵をあげることにしたはいいが、ヘビっていうのはあれでなかなか力強いらしく、押さえる藤原の手をスルスルとすり抜けるや、まんまと壺の外、つまりホテル自室で鎌首を持ち上げられるハメになってしまったワケだ。まぁ、笑っちゃいけない場面なんだろうけれど、コブラをそれもインドのヘビ使いを相手に衝動買いしてしまい、挙げ句の果てにはホテルの部屋で1対1でにらみ合うハメになったなんてすんばらしいエピソードではないか。

  それにして、も。「噛まれたら死んでしまうが、コブラから噛まれて死ぬことはよいことなので落胆しないこと」というヘビ使いの口上にはグっとくるものがある。また、「あらゆる動物の中で、蛇ほどシェイプアップされたものを他に知らない。(中略)ほとんどひとすじの線としての洗練された存在」という著者の観察眼には唸らざるをえなかった。

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  そんな話をデラTこと斉藤恒芳にしたところ、上の写真を送ってよこした。撮影者はもちろん斉藤である(ラージャスタン州の国道を走っていて道ばたに蛇使いを認めたデラT、慌ててクルマを止めて撮ったのだそうな)。
  で、オレがなにを思ったかというと、コブラは持て余すに決まっているからいらないけれど、この笛とカゴ壺が無性に欲しくなってしまったのだ。ところが、大手通販サイトを複数チェックしても該当商品は見当たらず、たった1サイトだけ扱っているのに遭遇するに留まってしまった。もっともその店でも在庫なしとの案内で、ようはお手軽に入手しようなんてのが甘い考えであることがわかっただけであった。

  しかしそれ以上に不可解なのが、その「ヘビ使いセット」を買ったといった類の記述が、少なくとも日本語ではいまだネット上で遭遇できていないことなのである。ほしがってるひとがいないとは思えないし、インドに行く日本人だってけっして少なくはないハズ。であれば、そのなかのいくばくかのひとが笛なりカゴ壺なりを入手して、ブログなどを通じて自慢話のひとつをしていてもおかしくはないではないか。……それにしても欲しいなァ。

  ところで。デラTによれば、「死(蛇)に勝つという意味で尊い職業」だというのをどこかで読んだという。で、毒蛇を大韓語にすると「독사(トクサ)」。しかしこの「독사」というのは「毒蛇」であるとともに「毒死」でもある(単に「사(サ)」が「死」でもあるというだけの話だが)。このへんは日本語でも似たような部分もあるけれど、同じアジアにあってなんらかのつながりがあるのだろうかという気もする。ついでながら。

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2016.02.08

春の1ページ・・・の巻

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  ふと気づいたら、庭のウメが花をつけていた。福寿草はまだだったが、フキノトウはぼちぼち顔を出しているし、ブルーベリーの木にも芽が揃っている。春が近寄ってくるのはいいなと思う。そんな思いはネコも一緒なようで……。

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  のび〜〜〜♪

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  ややのび〜〜〜〜♪

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  のびたらゴロン♪

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  んで、ゴロゴロとо(^ヮ^)о

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  みてくださいな、この表情♨

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  ちょうどそのころ、クロはお食事中。

Kuro0783

  相変わらず日中はドロンしているという奇妙な生活だが、よくよくみると首輪がほとんど汚れていない。本体はもとより、鈴にも目にみえるようなキズひとつないのである。ということは、姿をくらましている日中も、野外ではないどこかに居所があるのかもしれない。野外暮らしでは、さすがにこうはいかないハズだからだ。

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  コレはコレでけっこう甘えるようになったんですよ。ちなみに、写真を撮ろうとするとイソイソと寄ってきちゃってこうなっちゃうの図でごぢいますо(^ヮ^)о

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  栄養状態もよくなり、毛のツヤもいきいきとしてきた。

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  やっぱネコでしょ(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)  が〜……。このクロ、ネコなら当然やるべきことをやっていないふうなのである。つまり、顔洗いや毛づくろいをさっぱりしないため、ツヤツヤこそはしてきたけれど、なんとな〜く薄汚れたまんまなのであった。たぶん重度の鼻炎で鼻が利かないせいじゃないかと推測しているのだけど、日中にドロンしているおかげでいまだに獣医のもとに連れていけないのが悩みの種。

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  ネコはコタツが大好き。

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  こっちの寝床が侵食されているの図。。。

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  でも、ネコのいない生活なんぞとうてい考えられないのでありMASU。

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  ところで。長年の懸案(?)がこのほど解決。オレ思うところの大韓ドラマの最高傑作のひとつ、「その夏の台風」のサントラCDがやっとこさ(もちろん適価で)入手できたのでありMASITA。盟友Sの協力もあっての成就ではあったが、あとはふぁんこ(ファンタスティックカップル=환상의 커플の大韓盤DVDか……(大いにジャンルが異なるけど、イナミ=이남이の一連のアルバムも捜索続行中)。さっそく仕事のBGMにしたりしてるけれど、なんか妙な細工がしてあって(?)携帯用蓄音機用のデータが抜きだせないのがタマにキズ。ちなみに、この作品では日本版のみエンディングはイジェファンが日本語歌詞で歌を披露しており、当然のようにアルバムには収録ナシモフ。ドラマのサントラが日本版と大韓版とで異なることは珍しくはないが、そのほかにも聞き覚えのない曲が収録されている一方で、作中で頻出していた曲が入っていなかった。そんなワケで、この作品の大韓盤DVDも入手したくなってしまったのだが、こっちはさらに難易度が高そうだ……。

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2015.12.28

本年もお世話になりMASITA・・・の巻


  今年もなんだか無駄話に明け暮れたような気もするけれど、無事に本年最後のアップでごぢます。12月の大韓散歩話をちょっと中断して、まずは最近読んだ大韓関連本の紹介などを……。

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  あるときなにげにネット通販で検索したら、その値段から手を出しあぐねていた『韓國原影  桑原史成写真集』(三一書房)が割安でおでましо(^ヮ^)о  さっそく入手してシビレまくった次第。
  内容は、写真家・桑原史成氏が歩んだ韓国現代史。米軍がらみの影や軍事政権下での学生デモなど、生臭い場面が続々と登場してくる(日本における安保法デモは、どれだけ映像として歴史に残されたのだろうか?)。そこにあるのは庶民であり、生臭さとともに躍動感や温もりが全編を貫く。そうしたコマに見入りながら、「なんだってオレはこの世界に惹かれるのだろう……」と自問を繰り返すのみである。

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『鯨とり  対訳シナリオで学ぶ韓国語』(脚本:崔仁浩/編訳注:林原圭吾・白水社)
  こりゃぁ本当に生きた韓国語の教科書だо(^ヮ^)о  読むのにだいぶ時間がかかっているけれど、文法や表現の解説も懇切丁寧でなにかと参考になる。英語など学校などにおける外国語の学習も、こういうのを題材にしたらもっと言語として体感でくるように思うのだけど……。もちろん、題材となった映画「鯨とり」は傑作中の傑作!

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  こちらは韓国関連書籍・雑誌などでおつきあいいただいている康煕奉氏の新刊『宿命の日韓二千年史』(勉誠出版)である。
  いろいろと取り沙汰されているが、じつは現在ほど韓国が日本で関心を集めている時代はないかもしれない。少し前の“韓流ブーム”にせよその後の“嫌韓”にせよ、そのいずれもが関心へと結びついているからだ。オレ自身が大韓散歩に明け暮れているのは、仕事という意味はあるにせよとりたてて大層な目的があるワケではない。いうなればネコの散歩みたいなもので、前後不覚のままふらふらと隣国に舞い降りているというのがその実態。しかし、その根っ子にはかの国とそこで暮らすひとびとや文化などに対する関心があり、それが源泉となって「気になって仕方がない」から大韓散歩へと繰り出しているとこじつけることも可能なのではないかと思う。

  一方で、民族という観点でみれば、その関心やつきあいはそれこそ古代からつながっているのであり、あらためてその歴史をひも解いてみてもいい。本書は、帯にあるとおり「古代から現代まで、二千年の日韓の歴史をわかりやすく」まとめた1冊。そこには、日本に生まれ育った「在日韓国人2世」である著者だからこそできうる視点が、微妙な陰影を伴って網羅されている。日韓の歴史の足跡を訪ね歩くルポという要素もあり、リアルに読者に語りかけてくるだろう。“現代史”のひとコマとしての「あとがき」も圧巻である。日韓双方で読んでもらいたい……ふとそう思った。

  ココからはやや蛇足。本書中でも、近代史部分において「創氏改名」というわれわれ日本人にとっても(マトモな感性を持っていれば……だが)あまり耳障りのよくないできごとに触れられている。そのくだり──

<創氏改名を行なわない人に対しては、子供の入学不可、役所での事務受付拒否、公的機関への採用禁止という厳しい罰則が設けられた。>(本書201ページ)

  世間で「マイナンバー」と呼ばれている「国民管理番号」(個人的にはほかに「ユアナンバー」と呼んでいるが)を思い浮かべた。義務教育のある現代ニッポンが「子供の入学不可」なんてないだろうと思うかもしれないが、平気の平さで憲法をないがしろにする連中が権力の中枢に巣食っていることを忘れてはならない(憲法ってのは、そういう連中を暴走させないためにあるのだがねぇ。改定は可能だが、同時に不可侵でもあるのではないのか?)。いずれ買い物ひとつにも管理番号がまとわりついてくる可能性は否定てきないのではないだろうか。そうなれば、これは祖国為政者が自国民に科した「創氏改名」という見方だってできるかもしれない……(韓国のネット通販などで、国民登録番号の類を要求され買い物を断念したひとも少なくないのでは?  言論や結社の自由などをめぐって韓国でも大問題となっているが、ああした点を含め、韓国のそれはわが国にとって他山の石でもある)。

  このほか、軍事政権下にあった1961年から翌年にかけての韓国(おもに政治)を解説した『激動する韓国』(松本博一・岩波新書〜せっかく微妙な時期に長期滞在していながらルポがほとんどないのが残念。庶民の暮らしぶりがほとんど描かれておらず、期待したような内容ではなかった。が〜。韓国や北朝鮮の状況に触れながらも、むしろ当時のわが国の動きやセンスが窺える点は興味深い)や“皇国少年”として育った著者が、ふたつの“祖国”で生き抜いてきたその半生を語った『朝鮮と日本に生きる──済州島から猪飼野へ』(金時鐘・岩波新書〜こちらは深い作品)などと出会った。


  話かわりますけど。年末の休息時間はひさびさに「その夏の台風(그 여름의 태풍」でひとときを過ごす。個人的には大韓ドラマの最高傑作ではないかと思っているのだが、あらためてみるとやはりいい作品だ。
  音楽もいい。なかでもこの「Memory」はお気に入りの1曲。「その夏の〜」ではあるけれど、冬の暖のなかで聞くのもまたオツなのだ。




「その夏の台風」は夭折してしまったチョンダビンとあのハンイェスルとが競演している。そのいぇすらの最高傑作はあのふぁんこ(ファンタスティックカップル=환상의 커플)でキマリだとは思うが、「クリスマスに雪は降るの?(크리스마스에 눈이 올까요?)」で彼女が演じた“ふつうの女の子”も個人的には「主演女優賞」である。いぇすら唯一の“フツーのメロドラマ”だし。
  ただ、このドラマのストーリーや脚本にはちょっと暗すぎて疲労感も……。一方で音楽は素晴らしく、いまでもサントラ盤CDを仕事のBGMにしていたりもする。ところが、ドラマ中にたびたび流れている歌で、なぜか収録されていないのがひとつある。美しいメロディーとハーモニー。しかもかなりの美形だ。しかし曲の正体もわからないのでは音源の探しようもなく、長いことモンモンとしていたのであった。が〜。歌詞にある「사랑이 있을까=愛はあるのだろうか?)」というフレーズにあるとき「ピンッ!」ときてさっそく検索。するとあっさりとその正体がわかったのでありMASITA(動画はドラマとは関係ありません)。



  ↓曲もいいけど、いぇすらがきゃわゆすぎる……(こっちはクリ雪)




  ところで、大韓散歩のさいにはさりげにテレビ番組ネタをチェックするのも楽しみのひとつ(日本ではほとんどテレビを見ないし……)。で、12月の巻に遭遇したのが、米国アニメ「おっはよー! アンクル・グランパ(邦題)」だ。
  なんつうか、あの特殊漫画家・根本敬画伯の世界が大平洋を渡ったというか、でなければ妙なクスリでもかっくらった状態でつくったがごとしのとんでもアニメ(褒め言葉だYO)。なりゆきまかせの動画もナイスだが、もっともウケたのが画面にときおり現われる実写状のトラだ。内容がさっぱり理解できないママ、トラが出てくるたびに腹を抱えて大爆笑させられてしまいMASITA。

  帰国してさっそく正体を確かめると、「Giant realistic flying tiger」なんてなこれまたイカれた名前であることが判明(驚くべきことに、グーグルに「Giant real」まで入力すると、予測なんちゃらで「Giant realistic flying tiger」が筆頭にお出ましになった・笑)。ふと「The original intelligent  sensational Destroyer(ザ・デストロイヤーのことだYO)」を思い浮かべたけれど、これじゃウチのちょびを「シマシマでシッポが長い甘えん坊の巨大ネコ」にでもしなければならないではないか。ちなみに、公式サイト紹介によればこのトラ、「イケメンバンド好き」の「女の子」だそうだ(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)




  一方、大韓ドメスティック番組ではコレだろうねぇ……。

  トロット専門局(?)「inet」で遭遇した「イチョルミンのシアワセ歌教室(이철민의행복노래교실)」である。内容は以下の動画そのまんま。画質も音質もこんなものである。正体の覚束ない司会のイチョルミンはもとより、会場は“イイ顔”のカオス状態о(^ヮ^)о  こんなのをみてると「ぁあ、そこいらへんのおっとっつぁんやおっかっさんらのカラオケってのも案外イイものなんだなァと思えてウレシくなってくる。地元・千葉テレビの某カラオケ番組が「たいそう豪華な歌謡番組」に思えたりもするのだが……。




  この「inet」、「15周年記念」だかで日本ゆきのクルージングツアーの参加者を募っていた。コースはふたつ。「山口&北九州コース」(アベとアソーか……ケッ!)と「大阪コース」が組まれ、名も知れぬようなトロット歌手によるコンサートなんかもプログラムに含まれていたりする。前者は39万9000ウォン、後者は29万9000ウォン。ふと「こんなのに便乗して大韓風味を味わいつくすのもええなぁ……」と思ったもんだ。このCMを目撃したのが12月10日のィ夜。ところが、後者の出発は1週間を切った12月15・17日。前者にしても12月19・20日が出発という慌ただしさ。さすがに「絶賛発売中」とは謳っていなかったが、これはもう在庫処分市の心境だったのではアルマイトの弁当箱?  はたして無事に催行されたのか否か……大きなお世話ですね(笑)。

Kuro0356

  話かわりますけど。クロに首輪をつけてみた。口内炎はやや改善、鼻炎も少しずつよくなっているようだが、相変わらず日中はドロンしてしまうため、いつまで経っても獣医に連れていけないのが悩みの種。18時ごろに帰ってきて朝になると外出。寒くなったせいか、8時すぎまでいることが増えたが、ひょっとすると前世は勤勉なサラリーマンかなにかだったのだろうか(笑)。そんな気さえさせられる規則正しい生活ぶりである。

Tyobi0358

  冬の楽しみはちょびとのおねんね。布団のなかがホカホカぬくぬくふわふわシアワセネコベッド(행복한고양이침대)。
  という次第で、本年もお世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げますm(__)m

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