大韓お持ち帰り...の巻
渡韓・・・というか外国旅行にでかけてもほとんど買い物らしい買い物をしないのだが、ささやかな例外が音楽でございます。ということで、ちょこっとCDの話を……。

1枚目は映画「あなたは遠いところに」(2008年・韓国)の「OST」。
この「OST」ってのは、ようは「オリジナルサウンドトラック」の略だが、韓国モノでしかほとんどみられない表記でありますにゃ。「主題歌」ないし「挿入歌」とほぼ同義で扱われていることもあるけれど、このアルバムは文字どおりのサントラ集。映画はベトナム戦争当時を舞台に描かれた恋愛物語とのことで、映画より先にサントラCDのほうを知ったこともあって、未だ作品はみておりません……。
で、映画をみていないクセになぜサントラ集を買ったかといえば、60年代伝説のサウンド「鬱陵島ツイスト」(リメイク)が収録されているからなのであった。そんな曲は知らない? そりゃそうですよね(笑)。曲そのものをアップできないのは残念だけれど、こんな歌詞でございます。
♪ウキウキわくわく胸が高鳴る鬱陵島(ウルルンド)。
とかなんとか。
♪赤く咲く椿の花びらみたいにお嬢さんら美しく〜ふたり食べてひとり死んでもわからないカボチャ飴〜……。
あとは、イカが豊漁とかなんとか。鬱陵島の名物はイカとカボチャ飴なのだ。のどかさあふれる歌詞だけれど、曲調はもろ60年代ふう。けっこうシビレMASU。映画のなかで鬱陵島がどのようにからんでくるのかはわからないのだが、ようはこの1曲だけのために買った1枚でごぢいます。

コレがカボチャ飴。屋台の類ではもっとワイルドなのが売られているハズ。

2枚目は“大韓ロックの父”シンジュンヒョンの2枚組。58歳当時の作品は多重録音の大作にてファン必携の2枚組。

こちらはシンジュンヒョン(Vo&Gt)とクォンヨンナム(Dr)、イナミ(Bs)によるシンジュンヒョン&ヨプチョンドゥル第1集。CKBもカバーした「美人」も聞ける(「無為自然」にも入っているけど)。ベースのイナミ(李南二)のソロアルバムも捜索中なのだが、こちらはなっかなかみつからないでッスムニダ……。

そのシンジュンヒョンの長男、シンデチョルが率いたのがシナウィである。ヘビメタ。むかしはいくらか聞いたんですがねぇ、ヘビメタ。80年代のヒットである。5500ウォンと格安だったのはどういうわけだろう?

同じく80年代の人気ユニットだったソンゴルメ(ベスト盤)。わりとさわやか系。いまだ人気が高いのか、大きめのCD屋には第1集からのラインナップが揃っていた。懐かしきGSふう、か。
ちなみに、この「JIGUレコード」ってのがなかなか侮り難い品揃えで迫っていて、適当に物色しながら買ってみるのも面白そうだ。

日本よりかなりィ安いのでクラシックのCDも。
なぜかこのときはベートーベンのピアノソナタが聞きたくなったので探してみると、ケンプ演奏の全集(8枚組・32曲/8万ウォンぐらいだったか?)があったので即ゲット。久々に聞いてみると、学生のときに「(有名なクセに)つまらん曲だわっ!」と酷評してた「作品106“ハンマークラビーア”」が結構よかったりしたものだ。まっ、音楽に限らず有名な作品が必ずしもイイってことはないのであって、クラシック音楽でも「有名なだけで、こんなモノを“入門編”よろしく聞かされたら、さぞや退屈なシロモノだと思うだろうなァ」っていう曲がいくつもある。その話はいずれ。

韓国とはまったく関係ないけど……、オマケは80年代アニメの伝説的作品「伝説巨神イデオン」の「総音楽集」でございます(つまりOSTだ・笑)。所用で秋葉原に行ったら駅にでっかい広告があって、帰るなりネットで注文。
あのころはいわゆるアニメブームで、ガンダムあたりが圧倒的な人気を誇っていたものだったけれど、全日本プロレス中継でブッチャーの試合をみるほうが楽しかったので、本放映のガンダムはみておりません。が〜。このイデオンはかなり夢中になってテレビにかじりついたものだった。すぎやまこういち氏によるサントラ盤は、当時の小遣いをやりくりしてLPを揃えたけれど、その後に行方不明。しかしやはりファンが少なくないのだろうねぇ。こんなのが発売されるぐらいだから。
サントラの色合いはややジャジー。そういうのを好む趣味はいまでも変わらない。大好きな「ラ/ド#・ソ・シ♭・ド」の響きなんかも多用されてるが、類似のコードはCKBの「香港グランプリ」の冒頭にもみられる[A7(9#)・ラ/ド#・ソ・ド(ともに高音の「ド」はナチュラル)]。・・・マニアックな話になっちゃいそうなので、今宵はこのへんにしとうございます。
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