2024.03.10

新刊のお知らせ・・・の巻

Asiatrain01

 3月19日、拙著『アジアの鉄道旅行入門(旅鉄HOW TO)』(天夢人・山と渓谷社)が発売となります。
 タイトルどおり、海外の鉄道旅初心者やこれからチャレンジしてみようという方向けにごく基本のことがらなどを汽車旅目線でまとめてみました。また、各国とも1編ずつ紀行文を収録。うちラオスでは2021年に開業した中国ラオス鉄道の旅模様を取り上げています。
 旅のおともや参考書として、あるいはちょっとした息抜き読書に、お手に取っていただければ幸いです。

●内容●

序章:旅をはじめる前に
海外鉄道旅行の楽しみ/計画を立てる/パスポートとビザ~出入国の流れ/持ち物はどうする?/言葉はどうする?ほか
第1章:台湾の鉄道    台湾を知ろう/準備編/現地編
   紀行──台湾近郊の秘境路線で過ごした日
第2章:韓国の鉄道    韓国を知ろう/準備編/現地編
   紀行──新路線を活かし韓国北東部を周遊
第3章:タイの鉄道    タイを知ろう/準備編/現地編
   紀行──夏の記憶を歩く~メークロン線の小旅行
(コラム)ミャンマーの鉄道/カンボジアの鉄道
第4章:マレーシアの鉄道    マレーシアを知ろう/準備編/現地編
   紀行──熱帯の暮らしを運ぶジャングルトレイン~サバ州立鉄道
(コラム)シンガポールの鉄道/インドネシアの鉄道/イースタンオリエントエクスプレス
第5章:ラオスの鉄道    ラオスを知ろう/準備編/現地編
   紀行──ラオス中国鉄道がラオスを駆ける
(コラム)中国の鉄道/ベトナムの鉄道

 

 

| | コメント (0)

2022.03.08

狂犬と狂犬予備軍・・・の巻


 狂犬プーチン戦争が、その悲惨の度を深めている。たぶん、ウクライナなどと聞いてもどこにあるどういう国かすら知らなかったであろうわが母堂までが、日々心配顔で戦争を伝えるテレビ画面に見入っている。先の大戦を知っているのだから、「戦争を知らない」オレなんぞよりよほどリアリティにその状況を見つめているに違いない。

 今日(3月8日)、米国のABCニュースが実施したゼレンスキー・ウクライナ大統領との単独インタビューを見た。ニュース画面には現地の様子が挿入され、その実態を裏づけるように大統領が力強い弁舌でインタビューに応じていた。

 まず思ったのは、あの破壊された街や虐殺に遭遇している人々をABCニュースの本拠地である米国人が直視し、自分たちもまた諸外国で同様の暴挙を繰り返しているのだと自覚してくれたらいいのにという素朴な連想であった。戦争に至る経緯や背景云々などそこでは無意味である。肝心なのは、そうした戦争あるいは一方的な軍事侵攻によって、本当に被害を受けているのは我々と同じ一般庶民であるということだ。戦後のわが国もそうだが、それ以上に米国人たちは自分の暮らす国土や街に爆弾の雨を降らされた──たとえば「東京大空襲」のように──経験がほとんど皆無に近い。せめてこの他国で進行している事実に対し、真摯な視点を持ってほしいものだと思ったのである。

 いまひとつは、ゼレンスキー大統領とはどういう人物なのかという疑問であった。堂々とした話しぶりや自国民の危機を訴える態度には当然のこととして好感を抱けたものの、その内容のすべてが心に響いたわけではない。いや、もちろん正直な気持ちを率直に述べただけなのであろうが、たとえば、「最後にもうひとこと」的にキャスターからコメントを促されたのに対して発せられた具体的に武器供与(など)で支援してほしいという訴えはどうか。間違っているとは言わないし、切羽詰った状況を慮るのだが、なぜか違和感めいた印象を残した。

 あえて突き放した見方をするのであれば、今般最大の戦犯はあの狂犬プーチンにほかならないが、だからといってゼレンスキーをどこまで信頼していいのか、個人的にではあるけれど、いまだ判断がつかないでいる。
 誤解してほしくないのは、ゼレンスキーという人物の素顔がどうあれ、理不尽かつ悲惨な目に遭わされ困窮しているのはウクライナ市民であり、彼らを救うことがいまもっとも大切なことなのは間違いないということだ。

 ただ、その周囲で流布される情報のなかには、ときにとんでもない結論を導く可能性のあるケースもあるということがひとつ。また、プーチン=悪、ゼレンスキー=正義、西側欧米諸国=正義──などという単純化した図式に発想が陥ることに対する戒めも必要だと考える。

 それにしても、わが国ではさっそくのように「核兵器共有論」──つまりはわが国の核武装化──だのが飛び出し、「日本国憲法第9条」破棄を主張する連中がにわかに活発化している。

 もちろん議論は自由だ。だが、この機に乗じて核兵器を持とうとはどういう発想なのか? よかろう。わが国をも含み戦争の危機が迫っている。ひょっとすると間近にそれはあるのかもしれない。であるならば、まずなすべきは事前にそのためのブレーキとしても外交をより具体的に展開することではないのか? さらに皮肉るのであれば、ただちにわが国の原発をすべて廃止する必要がある。なにしろ、戦争が起これば、核兵器使用以前に原発が標的にされるということが完全な形で証明されたからだ。

 これはついでの蛇足だが、わが国とその周辺の気流の大半は西から東へと流れている。その事実は米国をはじめとする多くの国軍が戦略的な意味で把握しているハズ。自民党のぼっちゃん政治家やそれらを含む御カルト派、その補完勢力であるゴロツキどもがどこまで自覚し把握しているかは存じませんがね。

 悪いけれど、わが国のそうした威勢のいい連中は、オレに目には狂犬予備軍としてしか見えない。彼らはおそらくこう思っているのであろう。

「ウクライナ危機を我々のために!」


■韓国大統領選によせて

 韓国大統領選が明日9日に迫った。

 いくつもの報道によれば、両候補者の支持が拮抗しており、勝敗のカギを握るのが若者世代であろうという。

 まずもって、若者世代が国政のカギを握るという隣国をうらやましく思った。

 しかし、実態はそう明るいものではないようだ。

 最大の問題は、両陣営ともにほかならぬ若者世代の実態や要求に対し十全に向き合っているとはいえないことであろう。

 ムンジェインが公約を大きく守れなかった事実は重く、ところがそれを正す方策が両陣営ともに欠けているというのである。最大の懸案は高騰の一途にある不動産・住宅問題。そして雇用問題である。ともに差し迫った状況だというのに、オレが調べた範疇でも両陣営がマトモな対策を打ち出しているとは思えない。

(おまけ:ムンジェインはハングル表記だと「문인」。これを「문인」と(太字部分を)書き換え「問題人」と揶揄されているとある大韓人から教えてもらったことがある。わずかに綴りも発音も異なるのだが、カタカナで記せばともに「ムンジェイン」である・笑)

 当然のこととして、前日になってなお態度を決めかねている人が多いという。投票するにしても、それは積極的な支持からではなく、あくまで「最悪を避けたい」という代案でしかない。

 こうした事態にあって、カギとされる人々のなかには活発に議論し具体的な運動──候補者との対談なども──をしているという。

 まだまだ生きてるな、あの国は。
 オレは素直にそう思った。

 しかし心配してもいる。仮にこういう世の中が続き、その出口が見通せなくなってしまったら……。わが国の二の舞になるのか。それとも彼らなりの道を開くのか。これは隣国のみならず、我々日本人も真剣に向き合うべき問題なのだと思う。


 

| | コメント (0)

2022.01.01

謹賀新年2022・・・の巻

Nenga_14922022

 おっと、タイガー!~大韓慶尚南道南海島にて。
 本年もよろしくお願い申し上げます♨

| | コメント (0)

2021.12.02

キムサッカの話・・・の巻

 
 先週アップのマクラにした『放浪の天才詩人 金笠(キムサッカ)』(崔碵義・集英社新書)は、じつに素晴らしい1冊であった。

 すでに紹介したとおり、金笠(キムサッカ=김삿갓)は朝鮮王朝末期に実在した詩人で、各地を放浪しながら詩を書き残している。本書はその生涯の道のりを辿るとともに、作品のいくつかを原文と訳文、解説とで紹介している。在日韓国人である著者が、そのまま日本語で本書を書き記したものだ。

 キムサッカの時代は、すでにハングルの原型である訓民正音が成立して久しいが、官僚や両班と呼ばれた貴族階級ではもっぱら漢字が用いられていた。キムサッカ自身も両班の出身(ただし一族の身分が剥奪された)であり、書き残された詩はもちろん漢文である。
 まず、その詩作の数々がじつに自由な発想と手法によって綴られていることに感激した。本書からその一部を引用してみよう。

  開城観徳亭吟
 放糞南山第一峰
 香震長安億万家


 開城の観徳亭にて吟ず
 南山の一番高いところで糞を放つと
 みやこのおびただしい家々がその香ばしい臭いで震えた
(本書80ページ)

 これは、開城のひとびとから冷遇され野宿するハメになったことへの意趣返しで綴られたものだという。下品ととるムキもあるかもしれないが、オレはむしろ奔放さに心が惹かれてならない。

 隠喩によって綴られたつぎの詩はどうだろう。

  二十樹下
 二十樹下三十客
 四十家中五十食
 人間豈有七十事
 不如帰家三十食


  欅の木の下で
 欅の木の下にいる哀れな旅人に
 あのけしからん奴の家では腐りかけの飯を出しやがった
 人間の世の中にこんな事があっていいのか
 家に帰って炊き損ないの飯でも食ったほうがましだ
 (144ページ)

 この漢文詩が、なぜかような訳になるのか。ここには朝鮮語の数字の詠みなどにからめた隠喩があるのだが、本書では丁寧な解説が加わり、理解を促してくれる。しかし、漢字で綴られた字面を追うだけでも面白さがこみあげてきはしないだろうか。
「是非を論ずる詩」と題されたつぎの詩も面白い。

  是是非非詩
 是是非非非是是
 是非非是非非是
 是非非是是非非
 是是非非是是非


 訳の引用は割愛するが、1行目が「否定」、2行目と3行目が「肯定」、4行目は再び「否定」を表わすのだという。

 個人的に好きになったのがつぎの詩だ。訳のみを引用しておくことにしよう。

  居酒屋にて
 千里の道を行く旅装を一本の杖にたくして
 残っているお金は葉銭七枚それでも多いぐらいだ
 巾着の中のお前に、懐深くにいるように戒めてきたのに
 陽が傾くころ居酒屋の前で酒の匂いを嗅いでは何としよう
 (146ページ)

 このように、キムサッカという人間が自然と浮かび上がってくるような詩のひとつひとつに感激しながら読みふけった次第だが、それを綴った著者の日本語にも感服せざるをえない。

 キムサッカは歳とともに自らが体力の衰えを感じ、比較的気候が温暖な全羅道の康津にしばらく逗留していた。しかし体力がいくぶん持ち直したとみるや、世話になっていた李進士に謝意を書状に残したまま再び旅立ってしまう。康津の北方に位置する和順の同福に暮らす親友・安参奉を訊ねようと思ったのである。そのくだり──

 康津の李進士の別荘を出てから数日後のことである。同福の安参奉の家の近くまでやっとたどり着いた金笠は、そこで力尽きて倒れた。あたかもそれが放浪詩人の運命であるが如く、ひっそりとこの世から消えたのである。(135ページ)

 詩人の最期を綴ったこの短い段落に、心底感銘を受けた。平明でわかりやすいなかに、格調の高さすら感じる。このわずか数行後に著者がキムサッカが倒れたとされる地を訪ねた顛末が、たった2行で添えられている。その部分の引用は控えるが、見事なルポルタージュだと思った。

 あれこれ書き出すとキリがない。ご興味のある方は、ぜひ本書をお手に取っていただければと思う。


 

| | コメント (0)

2021.08.22

いれものと中身との関係・・・の巻

Hakkin_5259

  ふた月ほど前だったと思うが、『金芝河・梁性佑ら十氏の韓国発禁詩集』(許集編訳・二月社)を入手。このところ仕事に追われっぱなしでそれどこではなかったのだが、やっとこさ峠を越えたところでしばし落ち着いて開くことができた。ただいま、金芝河の有名な「五賊」や「蜚語」をはじめとする作品の数々を堪能中──してたら、ブログのアップを忘れるところだった(で、大慌てででっちあげの巻)。

 詩人がユーモアたっぷりに世相を描いたがゆえに朴正煕政権下に目をつけられ、挙げ句抹殺寸前にまでおいこまれた──そういう時代の生きた遺産。金大中弾圧をめぐるさまざまな事件が日本でも報じられ、子どものころの記憶に残っているが、そういう時代のできごとである。暗い時代にあって、言論で戦ったという事実。つい昨今の我が祖国と重ね見たくもなってくる。

 ところで、横浜市長選でスカの子分やらバクチ産業代理人やらが落選。当選を果たした山中竹春氏には全力でその結果を導いた市民に応えてもらいたいものだと思う。一方で、投票率の低さには真の危機感を覚えるのだが……。

 ぁあ、エンタテイメント(プロ野球)業界では、ウンコが便器にまぁるく収まったなんてな茶番がありましたなァ。お似合い、お似合い(笑)。


 

| | コメント (0)

2021.07.11

大河散歩〜大韓各駅めぐり・その17(シーズン1まとめ)・・・の巻


 という次第で(?)、コロナ騒動以前に訪れたり通りすがりに写真を撮ったりした駅を路線ごとに辿ってきたワケでごぢいますが、いちおう「まとめ」として各路線・各駅を整理してみMASITA(今回は事情により写真はナシモフ)。いずれ「シーズン2」としてあれこれ乗り直す路線──中央線のように大幅なルート変更路線があったりするし──もあり、早くその日が来てほしいものだと思う。

●一覧の見方(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)
・黒字:汽車に乗って通っただけの駅(斜字はその後に廃止。以下、同)

・赤字(太字)
:乗り降りした駅
・赤字(細字)
:鉄道以外の手段で訪問した駅
・*つき:その駅界隈で一夜以上を過ごした駅
・+つき:トマソン駅または信号場

■京釜線(電鉄線電車のみ停車駅は省略)
ソウル*龍山永登浦〜安養〜水原烏山〜西井里〜平澤成歓天安〜全義〜鳥致院〜扶江〜新灘津大田*沃川*〜伊院〜池灘〜深川〜覚溪永同〜黄澗〜秋風嶺金泉亀尾*沙谷〜若木〜倭館〜蓮花〜新洞〜大邱*東大邱*〜慶山〜上東〜密陽*三浪津院洞〜勿禁〜華明〜亀浦〜沙上〜釜山*
・京釜電鉄線乗下車駅(上記を除く):南営、鷲梁津、新吉、衿川区庁、光明、義王、成均館大、西東灘、松炭、稷山

■京釜高速線&SRT

水西〜芝制〜天安牙山五松大田*〜金泉亀尾〜東大邱*新慶州蔚山釜山*

■湖南線

京釜線〜西大田〜鶏龍〜連山論山江景*咸悦益山*金堤新泰仁井邑白羊寺〜長城〜光州松汀〜羅州〜多侍〜咸平〜務安〜夢灘〜一老〜任城里〜木浦*

■湖南高速線

京釜線〜五松公州*益山*〜湖南・全羅線

■光州線

湖南線〜光州松汀極楽江光州*

■全羅線

湖南線〜益山*〜参礼〜全州*〜任実〜獒樹〜南原*谷城求禮口順天*〜麗川〜麗水エキスポ*

■長項線

京釜線〜天安牙山温陽温泉*〜新昌〜道高温泉〜新禮院〜禮山〜挿橋〜洪城*〜広川〜青所大川〜熊川〜板橋〜舒川〜長項旧群山*)・群山〜大野〜益山〜湖南・全羅線

■慶全線

京釜線〜三浪津〜翰林亭〜進永〜進禮〜昌原中央〜昌原〜馬山*〜中里〜咸安〜郡北〜(院北)〜班城晋州*浣紗北川横川河東*〜津上〜光陽〜順天*筏橋〜烏城〜禮堂〜得粮寶城*〜鳴鳳〜梨陽〜綾州〜和順〜孝泉〜西光州〜光州松汀〜湖南線

■鎮海線
慶全線〜新昌原〜
慶和+>〜鎮海〜統海(軍事駅。営業実態不明)

■東海線(電鉄線電車のみの停車駅は省略)
釜田*〜センタム〜新海雲台(海雲台)〜松汀(旧・松汀〜機張〜日光〜佐川〜月内〜南倉〜徳下〜太和江*〜虎渓〜仏国寺慶州*〜羅原〜<良子洞+>〜浦項旧・浦項月浦長沙江口盈徳……2022年三陟まで開業予定

■中央線

清凉里〜上鳳〜徳沼〜雲吉山楊平*〜龍門〜砥平〜石仏〜日新(九屯)〜梅谷〜楊東〜三山(判垈)〜(艮峴)〜(桐華)〜萬鐘〜西原州〜原州(旧・原州*)〜(盤谷)〜(雉岳+)〜(神林)〜(九鶴+)〜鳳陽〜堤川*丹陽〜(喜方寺)〜豊基栄州*〜(甕泉)〜(伊下)〜安東(旧・安東*)〜義城〜塔里〜友保〜花本〜新寧〜北永川(旧・北永川)〜永川〜乾川〜西慶州〜慶州*〜東海線

■大邱線
京釜線〜(佳川)〜河陽〜(北永川)〜
永川〜中央線

■嶺東線
中央線〜
栄州*奉化*〜(巨村+)〜春陽*〜林基〜懸洞〜汾川〜肥洞〜両元承富〜石浦+〜銅店+〜鐵岩〜栢山+〜東栢山〜(興田+)〜(羅漢亭+)〜道渓〜(馬次里+)〜新基〜(未老+)〜東海墨湖〜<墨湖港+>〜正東津*江陵*

■三陟線

嶺東線~東海〜湫岩〜三陟海辺〜三陟*……2022年盈徳まで開業予定

■太白線

中央線〜堤川*〜双龍〜寧越*禮美ミンドゥンサン*舎北古汗〜(杻田+)〜太白*東栢山〜嶺東線

■咸白線(2021年7月現在、定期旅客列車の運行なし)
禮美咸白+〜(鳥洞+)〜太白線

■旌善線(アウラジ〜九切里間は旅客営業なし)
ミンドゥンサン*別於谷仙坪旌善羅田アウラジ*九切里

■慶北線
京釜線〜
金泉〜玉山〜青里〜尚州〜咸昌〜店村〜龍宮〜開浦〜醴泉栄州*〜中央・嶺東線

■忠北線
京釜線〜
鳥致院五松〜清州〜梧根場〜清州空港〜曽坪〜陰城〜周徳〜忠州*三灘〜鳳陽〜中央線

■京江線(江陵線)
中央線〜西原州〜
萬鐘横城屯内平昌珍富江陵*

■京春線(電鉄急行以上停車駅~大成里を除く)
清凉里〜上鳳〜退渓院〜思陵〜坪内好坪〜磨石〜(大成里)〜清平加平〜江村〜南春川春川

■京元線(電鉄線は一部のみ掲載。白馬高地〜月井里間の鉄路は未復活〜DMZ観光で訪問)
京釜線〜龍山二村〜西氷庫〜玉水〜鷹峰〜往十里清凉里〜(鹿川)〜(倉洞)〜(道峰山)〜議政府〜楊州〜東豆川中央東豆川逍遥山哨城里漢灘江全谷漣川新望里大光里新炭里白馬高地〜<月井里+

■京義線

ソウル新村〜加佐〜デジタメディアシティ水色〜花田〜江梅〜幸信〜陵谷〜大谷〜谷山〜白馬〜楓山〜墨峴〜野塘〜雲井〜金陵〜金村〜月籠〜玻州〜汶山〜雲泉〜臨津江都羅山

■仁川国際空港鉄道

ソウル*〜孔徳〜弘大入口デジタルメディアシティ〜麻谷ナル〜金浦空港桂陽〜黔岩〜青羅国際都市〜永宗〜雲西〜空港貨物ターミナル〜仁川国際空港1ターミナル*仁川国際空港2ターミナル

●シーズン1・・・끝(おしまい)

 

| | コメント (0)

2021.07.05

大河散歩〜大韓各駅めぐり・その16(京義線+α)・・・の巻

01seoul_0137

  幸信車両基地から京義線を経てソウル駅に入線するKTX。

02seoul0132

  京義線の京は言うまでもなくソウルを意味するが、義は義州(의주=ウィジュ)、中国国境に面した北朝鮮の街である。日本統治期に開業しその後に南北で分断。金大中時代に線路が復活しているものの、運行はいまなお途絶えたままという歴史の生き証人でもある。

 旅客列車はソウル駅発着および中央線経由の普通列車(ロングシートの電車)が汶山まで運行、汶山から北は民間人統制区域内の都羅山まで旅客営業があるものの、観光列車「DMZ平和列車」のみの運行という変則的な区間であった。2020年3月に臨津江まで電化が延伸し、同駅までが都市電鉄区間となった。2019年10月以降、アフリカ豚熱禍にからみ汶山〜都羅山間が全面運休となっものの、翌年3月からは電車が臨津江まで乗り入れ、臨津江〜都羅山間にシャトル列車が運行されている。なお、今年末までに都羅山までが電化される計画で、その後は全線で電車が運行されるらしい。

 また、幸信にある車両基地への入出庫を兼ねてKTXの一部が幸信〜ソウル間の旅客営業をしているほか、「ムグンファ号」など一般列車の回送列車も多数行き交っている。

03irsan1427

  一山(일산=イルサン)に残る旧木造駅舎(登録文化財)。沿線南部は都市化が進んでいる。

04haengsin1437

  KTXの始終着駅でもある幸信(행신=ヘンシン)

05baekma_0344

  ドラマ「まるごとマイラブ」で使われたキムガプス院長の家を見物するために降りた白馬(백마=ペンマ)駅。

06munsan_0236

  電鉄線の終着駅・汶山(문산=ムンサン)

07munsan4911

  汶山は軍事境界線ぞい各地への玄関でもある。

08uncheon_0517

  雲泉(운천=ウンチョン)は、臨時乗降場ながら唯一の「普通の駅」。駅周辺に小さな集落があり、その便をはかっているものと思われるが、汶山との間に路線バスが運行されていることなどから、同駅の利用は極めて少ないようだ。今年中に電車が発着することになる予定で、そうなるとこの駅や区間も大きく変貌することになるのであろう……。

09imjingang_0242

  板門店(판문점=パンムンジョム)の文字も。

10imjingang1444

  臨津江(임진강=イムジンガン)駅は臨津閣の玄関駅。都羅山訪問時はここでパスポートなどのチェックがある。

11imjingang_0306

  臨津江を渡る「DMZ平和列車」。

12dmz_0486

  民間人統制区域などといういささか物騒な地を目指す列車ながら、「DMZ平和列車」の車内はファンシー。

13dmz_0504

  民間人統制区域入域には簡単な手続きが必要。

14dorasan_0584

  都羅山(도라산=トラサン)駅。

15dorasan_0611

  北朝鮮側を望む。生きているうちにあの先の鉄路を旅してみたいものだが……。

16dorasan_0591

  都羅山駅に設けられた税関。南北関係がこじれなければ、ここが貨物のチェックポイントになったのだろうけれど、いまはトマソン状態が続くのみ。

17dorasan_0560

  都羅山からは観光バスが運行されている。その立ち寄りポイントのひとつ「都羅展望台」からは、DMZ(非武装中立地帯)が一望できる。

18dongincheon_0628

  ちょっと飛んで、京仁線の東仁川(동인천=トンインチョン)駅。

19incheon_0596

  もうひとつの終点・仁川(인천=インチョン)

20incheonap_0004

  空港鉄道の仁川空港第1ターミナル(인천공항1터미널=インチョンコンハンイルトミノル)駅。韓国の鉄道の旅はここではじまり、ここでおわる。
 ……っと、ここまで書いたところで、仁川国際第2ターミナル(인천공항2터미널=インチョンコンハンイトミノル)駅を忘れていたのを思い出した(ついでに、日本語訳では「第1」などとしたが、大韓語オリジナルでは「第」にあたる「제=チェ」がないのにもいまさらながらに気がついた。まっ、ケンチャナヨ(괜찮아요)

| | コメント (0)

2021.06.29

大河散歩〜大韓各駅めぐり・その15(京元線)・・・の巻

01nokcheonng_0693

  京元線は龍山を起点に清凉里を経由し北上、軍事境界線に近い白馬高地までを結んでいる。南北分断以前は元山を経て平康に達しており、路線名に元山の元が含まれている。

 運行系統は東豆川を境に2分している。首都圏電鉄1号線として地下鉄1号線直通電車が東豆川のひと駅先に位置する逍遥山まで運行。東豆川以北は白馬高地まで気動車の「通勤列車」の運行エリアとなっていたが、逍遥山〜漣川間の電化工事の影響で2019年春以降は代行バスとなってしまった。電車(ロングシートのアレ)区間が長いものの、非電化区間は軍事境界線に迫ることもあり、乗り甲斐を覚えるいい路線だったのに残念なことである。

 で、本来なら龍山ないし清凉里からスタートすべきところだけど、いきなり登場したのは雪景色の鹿川(녹천=ノクチョン)駅である。

02uijeongbu_0763

  沿線の主要駅のひとつ・議政府(의정부=ウィジョンブ)。駅名は朝鮮王朝時代の官僚組織のひとつに由来しているが、都の中心からずいぶんと離れているのが気にかかる(清凉里から18.5km)。

03dongducheonchungang4019

  東豆川中央(동두천중앙=トンドゥチョンチュンアン)駅。中央というけど、さほどの賑わいがあるワケでもなし。

04dongducheon_0209

  たのむぞ、東豆川! といってもなんのことやらでありましょうが……(笑)。

05soyosan4883

  逍遥山(소요산=ソヨサン)とはいい駅名だと思う。東豆川〜逍遥山間は電車と気動車が走っている貴重な区間だった。

06choseongni_0194

  非電化区間となり、最初の駅は哨城里(초성리=チョソンニ)。いわくありげな駅名だが、朝鮮戦争時代に弾薬庫だかなんだかがあったらしい。哨城とは言いえて妙である。

07choseongni_0196

  セメント工場が同居。タンク車の姿も見える。

08dmz_0217

  漢灘江を渡る観光列車「DMZ平和列車」。

09hantangang_0068

  その橋のたもとといっていい位置に漢灘江あるのがホーム1面きりの漢灘江(한탄강=ハンタンガン)駅である。ついでながら、腎症候性出血熱(HFRS)という物騒な感染症がある。かつて韓国型出血熱とも呼ばれたが、その後に韓国の医学者が原因となるウィルスの分離に成功、サンプルとなったセスジネズミの捕獲場所がこの漢灘江であり、そのことからハンタウィルス(ハンターンウィルス)と命名されたという。コレはアイボーグッドフェローさんの話ではないので念のため(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)

10jeongok0015

  全谷(전곡=チョンゴク)駅。

11jeongok_0013

  駅裏には大韓式高層アパート群が建つものの、静かな田舎町ではある。

12yeoncheon_0076

  ちょっと異様な風景だが、コレは鉄道記念物。

13yeoncheon_0094

  ブツの正体は給水塔。文化財として保存されている。この漣川(연천=ヨンチョン)までが電化される予定。

14yeoncheon_0102

  架線もなく、空が広いステキな駅だったのだが、電化後はどうなるのだろうか……。

15sinmangni_0145

  新望里(신망리=シンマンニ)とはロマンチックな名前だが、朝鮮戦争時の避難民を収容した米軍施設「New Hope Town」の直訳ということらしい。

16sinmanni_0172

  こういう駅も珍しいといえばいえるかも。

17daegwangri0128

  大光里(대광리=テグァンニ)は駅前に小さな町がある。

18daegwangri_0120

  いい駅だо(^ヮ^)о

19sintanri_0090

  かつての終点だった新炭里(신탄리=シンタンリ。一部でシンタンニとなっているケースがあるが、現地駅員さんによって確認済み)。駅前に食堂街(といえるほどでもないが)があるものの、何度訪れてもひっそりとしていたのが印象深い。

20sintanri_0079

  ここもステキな駅だと思う。

21baenmagoji_0160

  新炭里を出ると新線(厳密には復元だが)区間となり、規格の異なるレールを快走しつつ終点の白馬高地を目指す。

22baengmagoji_0491

  白馬高地(백마고지=ペンマコジ)駅。駅前から安保観光バスが発着し、民間人統制区域内の見学ツアーが楽しめる。

23woljeonri0682

  その民間人統制区域内にある月井里(월정리=ウォルジョンニ)駅。白馬高地以北、この駅までの延伸(復活)がアナウンスされているものの、2016年夏以降工事が中断されたまま。残念ながら開業は不透明である。
 つづく。

| | コメント (0)

2021.06.23

大河散歩〜大韓各駅めぐり・その14(京江線)・・・の巻

01pangyo_0220

  京江線はソウル近郊と東海岸の江陵とを結ぶ電化路線。原州を境にソウル方の「電鉄線」と江陵方の「高速線(KTX)」とに分かれており、現在まで板橋〜驪州間(56.0km)の電鉄線と西原州〜江陵間(120.7km)が開業している。取材時は電鉄線と高速線の萬鐘〜江陵間が開業していたので、そのさいに訪れた駅をアップしておきたい。
 という次第で、電鉄線の始発駅・板橋(판교=パンギョ)の乗り換え口。

02sejong_0229

  予定では各駅に降りてみようかとも考えていたが、ご覧のとおりの悪天候のため大幅に予定を切り捨て。その名も気宇壮大な世宗大王陵(세종대왕릉=セジョンテワンヌン)で列車を降りる。駅名は朝鮮王朝代4代王・世宗の陵墓(英陵<영릉=ヨンヌン>)にちなむが、実際にはつぎの驪州駅からのほうが近い(両駅間を結ぶ路線バス950番などの途中に陵墓がある)。

03sejong_0247

  まぁ、こんなザマですので、食堂もあればコンビニもある市街地・驪州からのアクセスのほうが英陵参りには便利なのに違いない。

04sejong_0231

  総合案内図……。

05sejong_0236

  いずれ再訪するつもりではあるけれど、それすらいつのことになるのやら(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)

06yeoju_0274

  現在の終点・驪州(여주=ヨジュ)駅。なにかの真面目な本に「馬鹿州」(「馬鹿」+「州」)とあったのを思い出した。単純な誤植なのでしょうが(笑)。

07yeoju_0270

  世宗はハングルの生みの親。したがって、観光案内所もこんなデザインになっているワケです。

08manjong_0115

  取材当時の高速線起点駅・萬鐘(만종=マンジョン)。中央線との接続駅でもあった。

09manjong_0121

  駅周辺は閑散。中央線の汽車だってほとんど停まるワケでもなく、単に信号場に毛の生えたような分岐駅というのが実態であった。

10hoengseong_0281

  横城(힁성=フェンソン)は大韓ブランド牛肉の産地。駅前に牛小屋があってもおかしくはないようなロケーションであった。

11hoengseong_0284

  いちおう町との間に路線バスが運行されているのだが、その便利とはいえないアクセスを考えるならば、市外バスのほうが格段に便利かつィ安いのではないだろうか。

12hoengseong_0293

  したがって駅は閑散としたもので、それはつぎに訪問するときもたいして変わっていないような気がする。

13dunnae_0053

  その点、屯内(둔내=トゥンネ)駅界隈には小さいながらも町があり、ひとの気配があった。

14dunnae_0085

  とはいえ、およそ高速鉄道を新規開業するほどの人口も経済基盤もあるワケではないようなのだが……。

15pyeongchang_1067

  中心駅といえるのがこの平昌(평창=ピョンチャン)。結局のところ、この高速線はあの平昌五輪にかこつけて計画され開業したようなものなのであろう。もちろん、首都圏と東海岸北部とを短絡するという意味はあるものの、沿線や江陵周辺に観光以外の大きな産業があるワケでもなく、五輪終了後に乗ってみたらガラガラの態であった。その後、KTXが同線から正東津を経由して東海駅まで乗り入れるようになったが、利用状況や乗客の評判はどうなのだろうか。そうした点もいずれは取材し直さなければ!

16pyeongchang_0161

  当初はKTXの一部列車が仁川国際空港に乗り入れていたが、京江線開業ダイヤでの空港直通が設定されなかったどころか、KTX乗り入れそのものが廃止されてしまった。五輪客やスタッフを空港から開催地へと直送するという目論みがあったのは明白だが、ハナっから断念してしまったのである。個人的に韓国に愛着を覚えある種のリスペクトすらしているけれど、この路線に関しては祖国の話でなくてよかったと思わざるを得なかった。もっともこれをしのぐ愚策が我が国で着々と(?)進められているので油断はできない(ただし、京江線は貨物輸送にも利用可能であり、将来的には現在の北朝鮮東部とソウルとを結ぶ動脈となるかもしれない)。

17jinbu_0251

  最後の停車駅・珍富(진부=チンブ)。高原の駅である。

18jinbu_0248

  デザインに凝りつつも、全体にシンプルに設計された駅舎は好感が持てる。

19gangneung_0305

  終点・江陵(강릉=カンヌン)駅。地表に駅舎が設けられ、ホームは半地下となった。そのため、駅裏が解消されたのは町づくりのうえで進歩といえるかもしれない。高架駅や橋上駅にしなかった理由はわからないが、訪れてみれば英断だったと思う。

20gangneung_1015

  かつての終着駅然とした駅は好もしかったが、この円形のデザインもけっして悪くはない。駅前に路線バスが乗り入れ、路線案内も比較的きちんとなされているなど、便利になったのではないだろうか。
 つづく。

| | コメント (0)

2021.06.17

大河散歩〜大韓各駅めぐり・その13(慶北・忠北・京春線)・・・の巻

01gimcheon4891

  大韓の2大幹線である京釜線(ソウル〜釜山)と中央線(清凉里〜慶州)との間をアミダのように結ぶのが慶北線(金泉〜栄州)と忠北線(鳥致院〜鳳陽)である。前者はまったくの非電化ローカル線で、複数の取材時の定期旅客列車はわずか3往復(ほかに週末運転1往復)。2021年5月以降、路盤の整備のため代替バスによる運行となっている模様。

 慶北線(143・2km)の路線図を見ると途中12駅が記されているが、旅客扱いはそのうちの8駅に留まる。150km近い在来線にあってその数である。運転本数の少なさもあり訪れた途中駅はわずか2駅のみ──とはいえ、さらに少ない旌善線では全駅に訪れているので言い訳にもなりませんなァ──。でもスルーするワケにもいかないのでありMASITA。

 起点となる金泉(김천=キムチョン)は京釜線とのジャンクション。ただし列車は東大邱経由で釜山発着となっている。

02joemchon0822

  店村(점촌=チョムチョン)は慶北線の主要駅で、休止扱いながら聞慶線とのジャンクションになっている。同線の終点・聞慶(문경=ムンギョン)には今年度中に中部内陸線なる新線が開業する予定とのことだが、遅れるのは確実のようだ。店村のひとつ金泉寄りに咸昌(함창=ハムチャン)駅があるが、某地球の歩き方の地図で感冒となっていたぞ。監房じゃなくてなによりではあるけど。

03jeomchon0818

  店村駅構内にはマスコット犬の姿も。いまも元気ならいいのだけど。

04yecheon_0011

  醴泉(예천=イェチョン)は写真撮影のために訪れた駅。

05yecheon0048

  写真といってもこの程度なのですが(笑)。
 慶北線はこのあと魚登(어등=オドゥン)なるトマソン駅を経て中央線とのジャンクション・栄州(영주=ヨンジュ)に着く。

06gaeun_0422

  店村で接続している(ハズの)聞慶線は、途中に加恩線という枝線を従えていた。路線は2004年3月に廃止されたが、その後も「月刊観光交通時刻表」の路線図に掲載されていた。76年9月の同時刻表によれば、加恩線には1日4往復が設定されており、全列車が店村との直通運転で、金泉直通(うち1往復は東大邱発着の「急行」)も設定されていた。

07gaeun_0429

  路線は廃止されたものの、終点の加恩(가은=カウン)駅跡が登録文化財として保存されている。訪れたときは整備中だったようだ。加恩。いい名前である。

08chochiwon_0063

  路線を換えて忠北線である。こちらは電化路線で、一部はソウル駅に直通。途中に清州や忠州といった忠清道の主要都市を通るものの、著名観光地に乏しく、外国人にとっては地味な存在かもしれない。加えて、線路の付け替えの結果、清州などは駅が街からかなり離れた位置に設けられるなど、沿線での利便性という点で甚だ疑問を覚える路線でもある。なお、路線図上17駅中旅客営業があるのは9駅に留まる。

 路線の起点は京釜線の鳥致院(조치원=チョチウォン)だが、全列車が大田(대전=テジョン)またはソウルとの直通運転となっている。鳥致院にはかような行き止まりホームがあるが、古くは鳥致院折り返し列車が大半だったため、このホームが使われていたのかもしれない。

09osong_0806

  ひとつめの停車駅は五松(오송=オソン)。KTXとの接続駅である。

10cheongjuap4906

  清州(청주=チョンジュ)駅はかような理由もあって通過したことしかないので、つぎの駅は忠州となるが、その前に列車なかから清州空港(천주공항=チョンジュコンハン)の駅名標をパチリ。この空港、いちおうは国際空港だが、コレをアップする前にフライトレーダー24をチェックしたところ、済州空港とを結ぶ便があるだけであった(それでもかつてよりは便数が増えたような気がしないでもなし)。

11chungju_0879

  という次第で忠州(충주=チュンジュ)駅。

12samtan_0054

  三灘(삼탄=サムタン)は通過列車が多く、却って「時刻表」のなかで目立つ存在となっていた。訪れてみれば山あいの静かな駅である。

13samtan_0030

  三灘には2度ほど訪れて汽車の写真などを撮ってみた。
 忠北線内の旅客営業駅はこの三灘が最後で、このあと鳳陽(봉양=ポンヤン)で中央線と接続、列車はそのまま堤川(=제천チェチョン)方面へと直通している。

14sangbong5266

  場所を飛んでソウルから北東方面へ。あの「冬のソナタ」で有名になった春川へ至る京春線である。起点は忘憂(망우=マンウ)といういわくありげな駅だが、列車の一部は清凉里(청량리=チョンニャンニ)龍山(용산=ヨンサン)と直通している。最後に訪れた当時は上鳳(상봉=サンボン)が普通列車のターミナルとなっていた。

15daesongni_1224

  京春線では大成里(대성리=テソンニ)などに汽車撮影に訪れたが、同駅の写真がなぜか行方不明なので、代わりにそのときの列車を。

16cheonpyeong_0171

  清平(청평=チョンピョン)は韓流関連の取材で訪れた。

17gapyeong5282

  加平(가평=カピョン)も同上。

18namiseom5326

  あの「冬のソナタ」で有名なココの最寄り駅なのであった。このときは、島への渡し船が砕氷船と化していて面白かったのを思い出す。なにしろ、当日のソウルでの最低気温が氷点下21度でしたからねぇо(^ヮ^)о

19gangchon1555

  あまりに駅が少ないのも寂しいので、電化以前に汽車のなかから撮った江村(강천=カンチョン)駅を。いい駅だったんだがなぁ……。

20namcuncheon1561

  電化工事中、春川のひとつ手前の南春川(남춘천=ナムチュンチョン)が終点だった。

21namchuncheon1565

  空が広くいい駅だったけれど、電化後はありふれた高架駅と化してしまった。その写真が行方不明のため旧駅のみのアップではありますが……。

22chuncheon_1066

  電化後の春川(춘천=チュンチョン)駅。
 つづく。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧