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2022.09.22

撤退機会の逸失は“玉砕”への一里塚か?・・・の巻


 さきの台風14号は勢力、進路とともに最悪級の台風であった。我が家周辺ではさしたる被害はなかったと思うが、相当な被害を被った地域や人々も少なくなったと伝えられている。
 それ以前にも今夏は東北地方で集中豪雨が続くなど、気象に起因する被害が目立つ。

 個人的な仕事と結びつけると、東北地方や九州などで新たな被災が発生し、復旧の見通しが立たない路線もある。とある先輩記者は、ある路線について「復旧は難しいかもしれない」と語った。そこにはローカル線をめぐる赤字問題もあるが、オレ自身はそれと同時にJRグループの吝嗇的な体質が大きく関与していると見ている。

 これについてはいずれ触れなおしたいと思うが、あの「しんぶん赤旗」が22年9月11日付けに興味深い記事を掲載していたのだ。

「JR3社<東海・東・西>コロナでも5兆円蓄え」という見出しの記事は、国鉄民営化から現在までのJR旅客各社の利益余剰金について触れている。
 それによれば、2021年段階では以下のようになっている。

・JR北海道:▲719億円
・JR東日本:1兆5349億円
・JR東海:3兆2620億円
・JR西日本:2836億円
・JR四国:▲57億円
・JR九州:862億円


 この数字をすなわち「業績」であったり経営上の「余裕」とするのは早計ではあるものの、「赤字路線だから廃止も仕方がない」という見方に対しても距離を置く材料にはるかもしれない。

 前置きが長くなってしまった。本題は気象災害でも鉄道でもなく、無法政治集団の自民創価統一カルト政権である。

 台風14号が九州付近にいるさなか、夜半にテレビで台風情報を見ていてふと思ったのだ。

 この台風でどれだけ(たとえばカネに換算してどうか)の災害が発生するかはわからない。だが、先だっての豪雨被害もあれば、前年以前からの災害復旧(人災である原発を含む)もままなっていないケースもある。そこに100億円規模と取りざたされる税金が「黒葬」に投入されはじめている。その大切なお金をそうした災害復旧や対策に充てたら、はたしてどれだけの人々や組織、地域が救われ、ひいては「我が国」のためになるのか……。

 指揮者であるジミー忌死駄は、そんなさなかに国連に出向いて覇気がまったく感じられない原稿朗読をして世界中に役立たずぶりを拡散した。
 国連出席だって大切ではある。だが、同時に国内の危機に目を向けたらどうなのか?

「規模を問わない自然災害が続発しています。ここで故安倍元総理の国葬を中止し、その予算を災害復旧に用いることを提案します」

 それぐらいの発想があってもいいと思うし、もしこのところの「支持率急降下」や「アベ黒葬反対」の声が拡大していることに少しでも憂慮(「慮る」ではないところに注意)でもているのであれば、恰好の「逃げ道」となった可能性がある。もちろんそこにはこうつけ加えるのだ。

「(国葬費用の災害復旧への転用は)きっと安倍元総理も心から望んでおられることでしょう」

 こんなことで騙される人がどれほどいるかはわからないが、それにしたって「岸田さん、見直したよ」「そうそう。それこそが安倍さんに対する慰霊になりますよ」ぐらいに絶賛する人だっているに違いない。ひょっとすると内閣支持率とやらもドカンとアップしたかもしれませんぞ(笑)。

 しかしせっかくの「機会」を自ら無視し、失ったのである。よほど以上に我々国民を舐めきっているのか、本格的な馬鹿なのかはわからない。しかし後悔しても遅い。

 自民統一カルト政権は、玉砕への道を選んだワケだ(創価学会は危機を悟って手遅れになる前に逃亡するかもしれない。沈没船からネズミだのが逃げるように)。もとい、「玉砕」は勝手にどうぞだが、間違っても国民を巻き添えにしないでほしい。

 それにしても、俗に「馬鹿は死ななきゃ治らない」と言いますが、それが早計であることがよ~く理解できる昨今の国家ニッポンである。


 

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