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2022.06.30

従順と無責任の社会・・・の巻


 とある本を再読していたところ、かつてタイバーツの暴落にはじまったアジアにおける通貨危機の話に目が止まった。お隣・韓国でもIMF管理下に入るなど瀬戸際の状況に追い込まれたが、ここで「目に止まった」のはそうした出来事についてではない。

 いわく、バーツの「大暴落」である。

 昨今、二十数年ぶりという「円安」が続いているが、これをもっとストレートに「円の大暴落」と言い換えるほうがいいのではあるまいか(゜゜;)? そのほうが危機感というものを覚えていいのではないかというのは経済学の「け」の字も知らないドシロウトのデマカセだが、本当に大丈夫なんですか、この国の経済は。TVニュースなどをみれば、あれこれと「円安」の原因を羅列していたりもするけれど、コトはもっと単純で、日本の経済力が諸外国から見切りをつけられつつあるのではないか。そこに頬かむりをしていると、気がついたときには方向転換すらできなくなっているような気がしてならない。

 ・・・などというたわごとをマクラに、今週は最近読んだ本の話でも書こうかと思い、表紙のスキャンなどをしていたが、やっているうちにそんな気分でもなくなったので、罵詈雑言の羅列で簡単に済ませることにした。

 いま、日本という国では参議院選挙戦の真っ只中だと思うのだが、TVをつけようがネットにつなごうが、その気配すらほとんど──「政権放送」は流されているし、「ニュース番組」という点でもまったくということではないが──感じられないのはどうしたことなのかと思う。わが国の国民というのは、そんなにまで祖国の政治に関心もなければ、関与する姿勢もないのだろうか。

 友人によれば、TBSテレビの報道番組において、熱海で起きた土石流事件について追跡報道をしていて、興味深い発言に出会ったらしい。番組中で、親族を件の事件で亡くした方が「無能な行政とおとなしい住民、これがセットになると無法業者がはびこる」と語っていたというのだ(根室における観光船沈没事故もその手合いだろう。そういうのが日本各地どころか、その全体にはびこりつつあるというのは大げさな見方だろうか?)。友人は、それを引用しつつ「糞自民と白痴国民のセットで悪徳大企業の経営幹部及び投資家がはびこる。一から十まで日本は腐り切ってる」と嘆きのメールを送ってよこしたが、今般の静かな選挙戦の様子を見ると、その従順な家畜ぶりに改めて嘆かわしくなってくる。

 某SNSにおいて、韓国人と結婚し韓国で暮らす元日本国籍の女性が、夫が日本で驚いたことをいくつか紹介していたことがある。そのなかに「政府の政策に不満があっても反発しない国民が不思議でならない」というくだりがあって、「やはりそう感じるんだろうな」と納得させられた。断っておくが、件の夫は日本嫌いでもなければ、いろいろな意味で好意的に見ているというし、この「不思議でならない」部分についても、単純に驚いているだけで、だから批判しようとかそういう意図はまったくない。だが、極めて素直に日本という国とその大衆とを観察したうえで、そう感じている外国人がいるという事実を、もっと日本人は知るべきだと、オレは思うのだ(別段、自意識過剰になれという意味ではない)。

 話かわりますけど。

 ネットのヘッドラインを見ていたら、「マイナポイント」がどうのというのがあった。「はて、マイナ?」。「ぁあ、マイナスの略ですな。で、マイナスポイントとはなんぞや(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)?」。

 んなもんにいったいどれだけの税金を注ぎ込むのかと思うが、幼稚で馬鹿、無定見にて無責任、場当たり家畜民族のザマがそのまま現れていると思わざるをえない。

 なんかまとまりがつきませんなぁ。ようはご機嫌斜めということでございます。


 

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