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2019.01.11

同じく2度目のサッタヒープ線・・・の巻

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  バンプルタールアンゆき997列車。
  これから乗るサッタヒープ線は首都バンコクの近郊路線で、途中に著名歓楽地・パタヤを抱えるものの、定期旅客列車は1日わずか1往復の“どん行”しか運転されていない超閑散路線。その1往復というのもウィークデーのみの運行というイカした路線なのであった。バンコクの友人Iさんによれば、「ウィークデーはもちろん仕事ですから、なかなか乗れないんですよ」というちょっとした難関路線ともいえるだろう。
「でも、祝日は運転されているので、そのときに乗ったんですけどね」
  というあたりは日本とは異なるセンスというところか……。
  ともあれ、そこに現われたのがこの997/998列車で、昨年3月から週末限定でバンコク・クルンテープ〜バンプルタールアン間に1往復が運行されている。ただし、ウィークデーが日本でいう“旧型客車”のどん行なのに対し、週末列車は車両(気動車編成)・ダイヤ・運賃・料金ともに優等列車の扱いだ。

  サッタヒープ線は2度目の訪問。以前はそのウィークデーどん行で往復したものだが、その後に走りはじめたこの週末列車に「1度は乗ってみたい」という希望をIさんが覚えていてくれたようで、「切符(全席指定)はこちらで買っておきます」と据え膳状態を演出してくれたのであったо(^ヮ^)о  持つべきは友である。そのIさんは途中のマッカサン駅から乗り込んできた。再会の握手!

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  車内は極寒冷房にてリクライニングシート。コスプレふうの女性(“現”かも?)の姿があるのは“こういう列車”だからというワケではないだろうけれど。

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“こういう列車”らしいひとコマも。
  いちおう観光列車との意識もあるようで、到着駅発の観光ツアー案内などもある(なぜか車内販売は公式・インディーズともにナシモフ)。

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  前面展望も楽しめますо(^ヮ^)о  機関車牽引列車だとこうはいかない。

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  窓の開くどん行のようにはいかないけれど、車窓をまったりと堪能。

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  列車はつつながく終点のバンプルタールアン駅に到着。ココまで乗っていた客が予想外に多かったが(観光地パタヤで降りたのは1〜2割程度)、Iさんによればいちおうは観光地でもあるらしい。汽車旅という視点では、単に1日1往復きりの奇特な路線であり駅であるにすぎないワケだが……?
  それにしても、「写真学校時代の研修旅行以来のタイです」というヨネちゃんも、いきなり妙な路線と汽車に乗せられたものである(笑)。

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  案外、インディーズの列車だったりして(さすがにタイでお目にかかったことはないが、フィリピンあたりだと日常的名物なのであろうなァ)。

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  以前の訪問のさいにも記したが、バンプルタールアン駅構内には日本の旧国鉄車両が朽ちるままに放置されている。

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  前回は遠くから眺めるに留めておいたが、今回はジックリと探索。

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  子どものころの地元・房総ではこんな汽車があたりまえに走っていた。この扉の位置がまたイイのだ。

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  内部はおそろしいことに(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)

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  バンプルタールアン駅からは、Iさんが手配してくれた自動車で沿線散策。こういう機会も貴重なので、ここぞとばかりに“撮りテツ”に早変わりするオレだが、Iさんもご同様ではあるし、いうまでもなくヨネちゃんは本職の写真家である。さすれば昼食タイムも以心伝心。途中のイオン(いうまでもなく日本資本の大型“しゅぽ”)で弁当を買って車中で平らげる。

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  バンコクに戻る途中にあるシーラーチャー駅に立ち寄り、こちらでも日本の国鉄車両のその後を視察。この14系座席車(寝台車も)にはあれこれお世話になったものだとの感慨を覚える。
  すでに台車がJRの1067ミリからタイ国鉄のメーターゲージにつけかえられている。つまり、そこまでの整備はしたワケだが、実際に一般客を乗せて走ったことはあるのだろうか。Iさんによれば、どうやら進捗したのはココまでにすぎないらしい。言い換えると、JRからおそらくは無償で譲渡され(というと聞こえがいいですね)、さも営業運転ができるかのように整備されたはいいものの、ついに日の目を見ないままに朽ちてゆく運命にあるということのようだ。
  こんなのを目撃した松本清張が『黒い客車』なんてな社会派ミステリー小説を書きはしまいか……などと思ったものだが。もとい、-オレが挑戦してもいいんだよねぇ(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)

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  なんと「ドリームカー」がこんなところにいたとは……。

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  おっと555。なんか乗ったことのある車両のような気がする。

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  前回の訪問で車窓に現われたチョンブリーキャニオンに立ち寄らせてもらった。

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  奇景を堪能しつつもふと意識は美女軍団へ……о(^ヮ^)о

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  旅客列車はかくのごとしではあるけれど、貨物列車はそれなりに走っている。黄色の配色で統一された編成美が見事。

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  チョンブリーキャニオンとのコラボはこうなります。坑の反対側に回り込むかドローンでも使えばイカした画になるのかもしれない。

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  そんな汽車が通りすぎるや、再び美女軍団とのコミュニケーションに興ずるヨネちゃんであった。
「写真の上手なヒトはタイ女性にモテモテですよ」
  Iさんのアドバイスでごぢいます(笑)。
  つづく。

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