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2018.04.28

極寒の正東津でココロ温まる・・・の巻

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  東海線の終点・盈徳からつぎに鉄道のある三陟までバスをリレー。三陟からは「海列車」をつかまえ、この日は正東津に宿を取る予定である。
  平海から江陵ゆきに乗れば三陟まで直通できそうだったが、ダイヤと所要時間を勘案すると肝心の「海列車」に間に合わない可能性もあったので、途中の蔚珍で乗り継ぐ作戦とした。

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  三陟市外バスターミナルには11時ごろに到着。これならば徒歩でのアクセスでも11時53分発の「海列車」に間に合うハズ……ということで、寒空のもと三陟駅へと急ぐ。
「正東津まで、海列車の一般室を1枚ください」
「……一般室は売り切れです。特室なら1席だけありますが」
  なんと手にしたのは最後の1枚。あぶないところであった(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)

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  三陟駅から盈徳方面を望む。本当にココに汽車が走るときがやってくるのだろうか……?
  ご覧のとおり、観光列車の発着駅にも関わらず、三陟駅はセメント工場に間借りするかのようなロケーションでムードもへったくれもナシモフ。だが、映画かなにかの撮影に使ったらそれはそれでイイ感じになるような気がしないでもない。

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  当ブログでも何度も紹介してきた「海列車」。日本海に向けてシアターふうに座席が並ぶ(一部にボックス席と個室もアリラン)。

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  この日の主役は大韓おっかさん軍団。音楽(おもにトロット)専門テレビチャンネル「inetTV」の世界である。さすがに「鬱陵島ツイスト」や「ギターブギ」で踊っていたりはしないが。

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  正東津に到着。江陵まで行ってくれればありがたいのだが、正東津〜江陵間の安仁(貨物駅)まで足を延ばすものの、いまもなお全区間運転にはなっていない。

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  天気がよければ、バスでとあるポイントを訪れ京江線KTXの撮影に興じるつもりだったが、あまりの寒さに、定宿「キャッスルモーテル(캐슬모텔)」に逃げ込むようにしてチェックイン。
「ああっ!  お元気ですか!?」
「お久しぶりです!  3〜4年ぶりぐらいでしょうか」
  着くなり、経営者ご家族のみなさんからうれしい歓迎を受ける。寒さも吹き飛ぶ温かさにココロが和む。持参した銀座菊廼舎の定番和菓子「冨貴寄」(ちょっとした好物なのだ)を差し出すと、新鮮な果物をくださった。

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「ちょっとドライブに行きませんか?」
  お誘いを受けて、助手席に収まる。
「寒いでしょう。これを着ていってくださいね」
  出がけに、奥さんがダウンジャケットを出してくれた。ポカポカと本当に暖かいのであったо(^ヮ^)о

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  ちょっと気になっていた金津温泉のその後をチェック。以前訪れたさい、なんのィ予告も期限もなく休業状態。どこぞで営業再開という話を目にしていたような気がするのだが、たいそう立派な(高そうな)物件にとって代わられていた。かつてのままの源泉(茶色の炭酸泉)が使われているのかどうかが気になるが、高台から金津港と日本海とを望むロケーションは素晴らしいに違いない。いずれひと風呂浴びに再訪してみようと思う。

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「プッチェギルをご存知ですか?」
「プッチェギル?  はじめて聞きますが……」
  ということで案内してくださった「プッチェギル(부채길)」は、正東津南方の深谷港(심곡항=シムゴクハン)と正東津の高台に聳えるサンクルーズリゾートとの間、およそ2.9kmを結ぶ遊歩道であった。海岸段丘をなす海岸線に沿って整備されたもので、2016年にオープンしたらしい。
  という次第で、さっそく歩いてみることにしたのだが、絶景に違いない遊歩道にも関わらず撮影禁止を示すピクトグラムが目に止まった。よくよくみると、軍事施設の撮影を禁じる案内なのだが、そのほかにも軍隊の訓練などがあるときには閉鎖されることもあるようだ。正東津はかつて北朝鮮の潜水艦が上陸し軍事的衝突が起きたことでも知られ、汽車の窓からも海岸線の多くが鉄条網に遮られているのを目にすることができるし、要所には監視塔があるなど、どこどなくものものしさと隣り合わせ。そんなところに出現した遊歩道──どうやら軍の警備路の一部を開放したようなのではあるが──。これはちょっと面白そうではある。

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  道中はなかなかにシビレるのであるо(^ヮ^)о

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  なんでも、2300万年前の地殻変動の痕跡などが観察できるという。あいにく、地質学の方面にはとんと知識がないけれど、岩に刻まれた紋様などを見ると、この界隈の地層の成り立ちにある種の激しさが伴っていたことが感じられなくもない。

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  そんな岩の造形を眺めるのもいとをかし。

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  これが日本であれば、平家伝説かなにかと結びつけるところかも?

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  しかしまぁ、こういう天候とにつかわしい風景だなァとウレシくなった。

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  ところどころに見え隠れする軍事用と思しき径を眺めると、「こんなところで警備なり訓練なりをするのも大変だろう」と思わないでもない。が〜。こうして散策するぶんには楽しいひとときではあった。

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  ィ夜はなじみの食堂「サン韓食(썬한식)」でご当地名物・スンドゥブ定食をいただく。
「あらあら!  ちょっと〜、おとうさん〜っ!!」
  店を訪うなり奥さんが大騒ぎ。
「あ〜〜〜っ、ウエムラサンじゃないですか!」
「いやぁ、本当におひさしぶりです」
  正東津に立ち寄って、心からよかったと思った。同じく携えてきた銀座菊廼舎の和菓子を進呈。

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  氷雨が降ったりやんだり……。寒空のママ晴れぬ日々ではあったけれど、それ以上にココロが温まった正東津でのひとときであった。

  そして、27日に板門店で実施された南北首脳会談。さらに南北共同宣言。久々に胸が熱くなった。少々のムリをしてでも韓国に乗り込み、同じ国の地であの歴史的なできごとに触れるべきであったと反省すらしてしまった。まだ世の中は棄てたものではないと思った。


  남복공동선언을 진심으로 축하 말씀 드립니다.


  つづく。

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2018.04.22

シブすぎた東海線・・・の巻

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  氷雨にけぶる東海線。寒々しい散歩がつづく(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)

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  浦項〜月浦〜江口〜長沙と駅を訪ね、最後に延伸区間の(暫定)終着駅である盈徳にやってきた。ちなみに、延伸区間の浦項〜盈徳間の運賃は2600ウォン。すなわち「ムグンファ号」の初乗り運賃と同じである。が〜。今回はかような乗り降りをしたおかげで1万400ウォン。単純に乗った回数をかけただけの話で、バカバカしいといえばいえなくもないが……でも、やるんだよっ(笑)!

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  盈徳駅からさらなる延伸が計画されている三陟側を望む。いちおうは工事が進められているようでホっとしたが、そのときまで存続できているのかすら心配したくなってしまう東海線の現状ではある……。

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  浦項側。よくもまぁ、こんなロケーションの鉄道新線が開業しMASITAなァという風情ではありますね。

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  とはいえ、盈徳はここまでの道中からすればたいそうな“大都市”。駅と市街地とのアクセスも不都合はないハズで、鉄道が存在感を示すことも不可能ではないように思いたい。

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  浦項を除けば、1面2線が2駅と1面1線が1駅という大韓らしからぬ慎ましやかな駅が続いてきたが、さすがに盈徳駅は立派。2面4線に加えて複数の側線を持つほか、駅舎だってご覧のとおりである。しかし、かようにナリの大きな駅舎ではあるものの、内部にコレといってなにがあるワケでもなく、設計の狙いはわかりづらい。
  日本であれば、なんらかの商業施設でも誘致するなりカネを出させて商売をさせるなりするところかもしれないが、そういう点で、鉄道駅の価値はあまり見い出されていないのであろうか。ちなみに訪問時も工事が終わっておらず、あの『定本・ディープコリア』にあった「8割でも四捨五入すれば10割」という「大韓算」ってのはホントなんだなァと妙なところで感心してしまうのであった。

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  その内部。ガランとした空間を持て余しているのはいいとして、休憩場所にすらならないのではないかと思ってしまった。

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  駅舎には東海線延伸区間開業を祝うイラストが……。この海の上で波を蹴散らしながら汽車が走っている風景はもちろんイラストの世界のなかでしかないが、世界は広いということか、コレとソックリな鉄道があるのかあったのかするのである。
  偶然にネットで拾ったその写真には、海上(湖上かも?)まっただなか水面ギリギリの高さに敷設されたレールのうえを乗客を乗せて走るディーゼル動車が写っている。よほどの辺境なのか、だいぶうらさびれた海辺のようだが、その常識を覆すというかあまりに非現実的な情景にシビレてしまったものだ。場所はヨーロッパのどこか。たぶんドイツ北部ではないかと推測しているが、調べてはいるもののいまだ判明していない。判明して、かつ現役であったとしたら、是が非とも訪問してみたいものだ。

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  盈徳駅構内(ほか)には、浦項乗り換えでソウルと大田、東大邱への速達をアピール。市外バスだとソウル(東ソウル)までおよそ7時間、東大邱まで2時間50分(大田間の直通便はなし)。十二分に対抗できるハズなのだが、通常は需要そのものが乏しいのかもしれない。

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  天気もアレななか、そんな東海線を後にして東海岸の北上をつづけることにした。
  じつは、汽車の走行風景も押さえておきたいと思い、事前にDAUM地図を用いて何カ所かの撮影候補地を挙げておいたのだが、前回まで記してきたように、極寒の雨模様とあっては断念せざるをえなかった。三陟延伸の後か前かはわからないが、いずれ再訪して、駅だけでなく沿線の町の様子なども探ってみたいものだ。

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  雨のなかをトボトボ歩いて盈徳市外バスターミナルへ。目の前に「ノルブ」(ポッサムのチェーン店)があったので、ポッサム定食で昼飯とした。

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  平海で下車。

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  何年かぶり2度目の訪問。この寂れきった風情というか、ドラマ「砂時計」の世界などを彷佛とさせるたたずまいがたまらんのでありますо(^ヮ^)о  奥のほうにバイクが止めてあるが、その近くに貼ってあるのはソウルの地下鉄路線図。ただしちょっとした年代物である。

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「乗り場はそこですよ」
  盈徳からのバスを降りるなり、同じバスに乗っていたらしいおばあさんが話し掛けてきた。一瞬、なんのことかわからず、ひょっとすると道でも訊ねているのかと勘違いしてしまった。
「日本人観光客なのですが……。これから白岩温泉に往きたくて……」
  すると、そんなことはわかってますよといった風情で、
「そこですよ」
  と今度は乗り場らしきあたりを指さす。ようは、こんなところで降りた日本人(らしい)の用事といったら白岩温泉ぐらいしかないだろうということで、親切に教えてくれていたようなのであった。
「ありがとうございます^^」
  おばあさんからも満足げな笑顔が返されてきた。
  という平海界隈のローカルバスの時刻表がコレ。

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  白岩ゆきまで小1時間ほどあったので、あたりを散策。以前訪れたさいにみつけた日本風情の木造倉庫は健在……というか、町そのものがほとんど変わっていないように見受けられた(国道の向こう側では鉄道のものと思しき工事が進められているが)。

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  下馬碑。

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  平海郷校。

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  という次第で、この日は山あいにある白岩温泉で1泊。以前と同じ元湯高麗ホテルに宿をとった。
  つづくо(^ヮ^)о

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2018.04.16

ニュータイプ(?)無人駅登場・・・の巻

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  前回のつづき(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)
  月浦のつきは江口で下車。ひと駅ずつ前進して、町や汽車の走行写真でも撮るべぇと思っていたが、極寒の雨模様とあってはいかんともしがたい。仕方がないので、ダイヤグラムを引っぱり出して上下ジグザグ乗り継ぎ作戦に変更することにした。

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  いちばん最初のプランでは、この江口で昼食を兼ねて長めの時間をとることにしていた。地図を見ると、やや離れているものの、江口港周辺まで歩けば食堂やちょっとした撮影ポイントもあるからだ。が〜……。

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  降りれみれば、駅前はこんな案配。

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  天気さえよければ悪くない田舎道なのでしょうけれども……?

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  駅裏(ただし、こちらが港側)に唯一認められた食堂。だが、看板空しくすでに売りに出されていMASITA。

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  こうなっちゃうと駅が唯一の避難場所となってしまう。

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  左:浦項方面、右:盈徳方面。「Track」とあるけれど、全列車が1番線の発着。なぜかっていうと、1面1線きりの駅なのである。
「んなもん、珍しくもなんにもないでしょ?」
  と思われるかもしれないが、大韓では希有な存在。ちょっと思い浮かぶ駅を挙げても、両元(嶺東線)と良子洞(東海線・トマソン駅)、雲泉、臨津江(京義線)、院北(慶全線・廃止)、元竹、臨陂(長項線・トマソン駅)、トッパウィ(ソウル地下鉄6号線)……探せばもう少しはありそうだが、挙げたなかでも半数が廃止ないし事実上の廃止駅であるように、現役で旅客扱いとしている駅となるとほんの数えるほどしかないのである。むしろ、大韓といえば2面4線以上があたりまえの世界で、過剰とも思える規模を持つのは珍しいことではない。ましてや今年開業したばかりの新線の新駅。なんだか奇跡のようにすら思えてならない。なにしろ、この東海線延伸区間を訪れる前は「きっと全駅が2面4線を持て余しているのだろう」ぐらいに想像していたのだ。もっとも、この驚きも、このあと訪れた長沙駅の前には霞んでしまうのであるが……。

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  駅前からは路線バスが連絡。ところが、行き先と経由地をみると、盈徳(영덕)の文字が。さすがに浦項との直通は(この駅からは)していないようだが、本数もこちらのほうが多いし(運賃も安いに違いない)、これでは汽車がガラガラで走っていて当然という気がしないでもない。

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  江口から長沙に逆戻り。全車指定席だが、どうせガラガラなので、スペシャルシートで寛ぐ。モノクラスの運行だが、気動車「ムグンファ号」の車端部の一部は個室(8席)のようになっており、「セマウル号」転用などグリーン車並の座席が備えられているのである。

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  長沙は「장사(チャンサ)」。「商売」も同音異義の「장사」だが、ほかに「葬事(葬式)」という意味も……。葬式の場で花札に興じたコニ(チャンヒョク)が「チャンサ(10+4)」で負けたという場面がドラマ「いかさま師(타짜)」にあったが。
  長沙は高架のごくありふれた1面2線駅。ところが、ホームから階段を降りたら……、

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  そこがそのまま出口であった(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)
  コレには面食らった。

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  なんとこの駅、無人駅であるのはいいとして、ハナっから駅舎がないのである。もちろん、切符の自動販売機もない。遠からず三陟まで延伸し、釜山〜江陵間という長大路線となる予定であるうえ、ひょっとすると元山など北朝鮮側の線路とつながるかもしれないとはいえ、この時代によくもまぁこういう路線と駅とが開業したものだとウレシくなってしまった。

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  もっとも、月浦駅でもらった路線案内によれば、この長沙駅にもそれなりの規模とデザインを持つ駅舎が計画されていたようだ。単純に予算の問題なのか、はたまたふと我に帰ったのかはわからない。しかし、駅前やその視界には、ほかの駅(浦項を含む)と比べるまでもなく、生活感が十分に漂っているのであった。とはいえ、降りたのはオレのほかにはただのひとりもなく、あとから来た列車に乗ったのも、オレのほかはひとりだけという有り様ではあったが。

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  BUSの文字が空しい……。

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  駅前(海側)にはそれなりに家並が広がっている。

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  反対側はのどかな山里の情景。身の置きどころがないので、ホーム上の待合室で雨と寒さをしのぐ。閉じ込められ「ブンブン」いっていたハエが哀れであった。

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  ナゾの円盤が風に揺れる。トリ除けかもしれない。ホーム上の屋根は、巣づくりには悪くないだろうからねぇ。

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  再びスペシャルシートでひと休み。座席は通常の「ムグンファ」仕様だったが、代わりにこんなテーブルが設えられてあった。
  つづくо(^ヮ^)о

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2018.04.10

嗚呼、恨めしき雨の東海岸(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)・・・の巻

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  出かけるころ、わが家の庭ではモモの花が咲き誇っていた。モモクリ3年というけれど、実がなったのはただの1度きり。今年こそおいしいモモがたわわに実ってくれるのだろうか……?  佐渡島が「モモ〜ッ!  モモ〜ッ!」と大騒ぎしていたのを思い出す。なんのことやらわからないと思いますが(笑)。

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  そんなポカポカ陽気つづきというか、記録的だという晴天模様の日本から大韓にやってきてみれば、待ち受けていたのは無情の雨であった……。
  いくつか地図上であたりをつけておいたポイントで、春の陽射しを浴びながら汽車の写真でも撮るべぇと意気込んで出かけたというのに、オートフォーカスが定まらないほどの案配。しかも冬に逆戻りしたかのような寒気に被われ、江原道の雪岳山あたりではそれなりの積雪もあったらしい。……そんなのがほぼ3日間。すでに帰国したいまごろの現地には春陽気が戻っているハズで、ますます面白くない(笑)。こういうときにテレビ画面なんぞで개새끼아에(ケーセッキアベ)のトン(똥)面を見ちゃったりすると、なにかと健康によろしくないのであります●~*

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  今回は、仁川国際空港に着くや、そのまま市外バスを捉まえて東大邱で1泊。駅前が大整備されたのは知っていたが、バスと鉄道との連絡が考慮された便利なターミナルに生まれ変わっていた(左:東大邱駅、右:新世界百貨店と東大邱バスターミナル)。

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  その名もズバリ「東大邱駅複合乗り換えセンター(동대구역 복합환승센터)」。
  以前は、駅前通りに面して古びた高速バスターミナル3棟が顔をつきあわせていたほか、2キロ弱離れた位置に東部市外バス停留場があり、行き先や運行会社ごとに乗り場がまったく異なっていた(ほかに西部と北部および南部市外バスターミナルがある)。とりわけ、「市外バス」と「高速バス」との違いはもはやまったくないといってもいいため、乗り場をわけるのも不合理。少なくとも東部は東部としてひとまとめしたことにより、利便性が向上したのは間違いないだろう。

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  切符売り場は意外と小ぢんまりとしている。混雑期の様子が気になるところだ。飲食店や売店もあり、鉄道との乗り継ぎ旅にも利用しやすそうに思えた。

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  ィ翌朝。6時発の浦項ゆき「ムグンファ号」に乗り込んで東海岸方面を目指す。かつては西慶州〜羅原間を三角線でスルーし慶州駅を無視する形だったが、気動車編成を活かすことにより慶州駅に乗り入れスイッチバック運行が実施されている。その慶州駅構内に「ヘラン号」が……。あちらの御一行様も雨である。

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  浦項にやってきたのは、今年1月26日に開業した東海線の浦項〜盈徳間に乗るため。7時48分に浦項に着くと、東海線一番列車7時58分発に乗り継げる。ところが、到着した浦項駅2面4線ホームにはあるべき盈徳ゆき列車の姿がない。いくらなんでも先走って「アンニョ〜ン♪」ってこともなかろうと訝っていたら、乗ってきた浦項ゆきのサボが「浦項〜盈徳」に差し換えられていた。日本でもよくみられる運用だし、いつだったかは仁川で乗り換えたバンコクゆきの機材が成田から乗ってきたのとと同じだったということもあった。東大邱〜盈徳間の直通運転だとしたらいくらかィ安くなったのかもしれないなと思わないでもないが、こういう運用を目の当たりにするのも面白い。

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  とはいえ、乗り込んだのはわずかな人数にすぎず、かつての盛線や興浜(南北)線などをつい思い浮かべてしまう。もちろん非電化単線での開業。運転本数はたった1日7往復で、途中駅での行き違いはできるものの、現行ダイヤは全区間1閉塞でも問題がないという閑散ぶりだ。いずれは盈徳〜三陟間が開業し、釜山〜江陵間を結ぶルートとなる予定だとはいえ、この時代にかようなローカル線が開業したというのもある意味ではあっぱれかもしれない。ともあれ、まずは乗ってみようと思う。

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  ファンシーなデザインの専用編成(?)も。

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  いちおう全車指定席だが……。

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  いよいよ新線区間へ。天気や風景はどうあれ、この瞬間はいつもながらに楽しいо(^ヮ^)о

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  あれこれ途中下車乗り継ぎプランを練っていたが、雨の影響は大きい。で、ひと駅目の月浦で下車。あとで降りるつもりだったハズなのだが。

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  雨と寒さのなか、簡素な待合所であってもありがたいものだ。

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  駅前からはバスが接続。列車よりも本数が多いうえ、盈徳との直通便もある。それはいいとして、肝心の月浦(駅前)の時刻は、この表のどこを見ればいいというのか? & &大韓でよくみかけるスタイルのバス時刻表ではあるが、これではとうの大韓人だってクビをかしげてしまうに違いない(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)
  もとい、そんなところもイイと思うからこその大韓散歩なのではありますが。

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  駅から5分ほど歩くと月浦海水浴場にぶつかる。大韓名物・マルセルデュシャンふうのデザインもまたよろし。

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  砂浜というより……?  それにしても寒い是!

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  短い滞在を終え、2本目の列車に乗り込む。車内に盈徳の観光案内などがラッピングされていた。夏には賑わってもらいたいと思う。

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  車窓は新鮮。高架から見えかくれする日本海の展望もいいし、日本のそれとは異なる地勢を眺めるのもいい。
  つづくо(^ヮ^)о

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2018.04.04

しゅぽ、こらじはごぬん・タイ国鉄東線編・・・の巻

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  ただいま大韓散歩中であります。
  当初はタイに繰り出すつもりだったのだが、ちょっとした事情もあって大韓ゆきに変更。目的のひとつは前回の訪問時に開業が間に合わなかった東海線の浦項〜盈徳間。さらに、通り道といえないこともないので、京江線の再訪を兼ねることにした。嶺東線の正東津〜江陵間の復活はまだのようだが、久々に正東津にも訪れてみたいと考えている。天気に恵まれればいいのだけど……。

  っと、そのまえに写真整理をしたままになっていたタイ国鉄東線沿線のしゅぽコレクションをо(^ヮ^)о

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  駅前にしゅぽアリ。一等地にしてはあまりにもイイ顔のしゅぽでありますね(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)

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  堤防なり釣り船なりでアジ釣りなどをしていると、かかってくるのはサバばかりということがよくある。なぜかといえば、比較的深い層をテリトリーとしているアジに対し、サバがその上層でエサを待ち構えているため、アジのところに届く前にエサが横取りされちゃうから(もっともサバはアジに劣らず旨い魚ではある)。……というのをちょっと思い出してみた某駅前風景であった。近ごろは魚釣りもさっぱりやらなくなってしまったなぁ……とも思う。

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  こざっぱりとした店構え。背後の建物といい、こういう色彩はけっこう好きだったりする。

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  タイのしゅぽも大韓のそれと同様に味わい深い物件が多い。あいにく、タイ語で「スーパーマーケット」に匹敵するふうに呼ばれているかどうかはいまだ未確認だが、グーグル地図にはこのテの店でも「スーパーマーケット」と記されているケースを確認済み(いうまでもなく大韓も同様)。

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  なんとなく風通しがよくなさそうな……?

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  ふふ、ふ、踏切前にもしゅぽアリラン。

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  大韓や日本とは異なり、なぜかタイのしゅぽには「屋号」が見当たらないことがほとんど。その貴重な(?)例外が1軒。とはいえ、いまだに解読がママならないタイ文字ではある。

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  このトロピカルな雰囲気がチョア♪

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  店先のテーブルセットも大韓しゅぽでおなじみのアイテム。

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  あれこれ品揃えがあるようだ。

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  しゅぽというよりは軽食堂かもしれないが、タイっぽいたたずまいの店ではある。

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  しゅぽ中のしゅぽといった風情の名店。

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  街角にしゅぽアリ。

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  民芸品店を兼ねているかのようなしゅぽは、国境の町・アランヤプラテートで遭遇。

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  チャチューンサオ駅前広場にイイ顔のしゅぽを発見。

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  バンコク・クルンテープ駅に近づくと、線路の両側にはインディーズ風味の住宅街が広がる。そのさなかに浮かび上がるしゅぽの灯にふと旅情を刺激される。

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  基本のポーズなり。

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