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2018.02.03

京江線ガンマン(中)・・・の巻

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  萬鐘駅のおつぎは平昌駅。五輪のタイトルになった地名であり、おそらくは京江線内でもっとも名の知れた駅名であるに違いない。御周知のように平昌はピョンチャン。ハングルでは「평창」。とりたてて特徴のある響きではないけれど、後輩Hは「ピョンチャンオリンピック」と最初に耳にしたとき思わず大爆笑したそうな。ぁあ、言われてみれば「ピョンちゃん」ってのはどことなく微笑ましいワケですね(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)

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  高速新線の新駅にしては珍しくも集落に近いというか暮らしのぬくもりが窺えるが、五輪開催に伴う開発は、こうして見える範囲では京江線開業のほかはまったく感じることがない。五輪終了後にでも再訪しつつ、こののどかな町を歩いてみたいような気もする。

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  マスコットキャラが五輪開催をほそぼそとアピール。五輪本番を迎えれば風景は一変するのかも?

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  ホームはほかの駅と同様に2面4線。ただし使われているのは2線のみ。五輪終了後は言うに及ばず、五輪期間中の時刻表をチェックしてもそれで十分という感じで、過剰な設備を持て余すのは目に見えている。この路線に限らず、どうしてこうも2面4線にこだわるのかと思う。
  いまひとつは、エスカレーターとホームとの間の妙な段差とスロープの狙いがわからない(ほかの駅でもみられる)。バリアフリーという視点からもそうだが、乗り降りや列車待ち乗客らの動線として不自然かつ不合理なのではアルマイトの弁当箱?

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  とはいえ、全体的にわりとシンプルに設計されている(?)ように見えるのは好感が持てる。

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  列車は終点の江陵を目指す。こんなあたりは夏場の列車撮影ポイントになるかもしれない?
  ところで、今回の京江線探訪では江陵駅には2度訪れた。これは、全6駅訪問の都合上ということがあるが、それを優先すると江陵滞在が30分ほどとなってしまい、駅と駅周辺を観察するにはやや覚束ないと考えたからだ(ほかの各駅はそれぞれ1時間程度以上を確保しておいた)。いまひとつは江陵や正東津で1泊するのが理想的ではあったものの、乗り降りが頻繁となるゆえ荷物を軽くしたかったことと、できればソウル〜清凉里間もこの日のうちに乗っておきたかったため、あえて日帰りとしたのでありMASITA(久々に正東津でなじみの「キャッスルモーテル」で1泊し、おいしいスンドゥブを味わいたかったのだが……)。

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  嶺東線の線路が合流。2014年9月以降、江陵〜正東津間が京江線工事に伴い運休中。あるいは同時に復活するかと期待していたけれど、残念ながらこの日までには間に合わず。いまのところ今年3月中旬の運行再開がアナウンスされているようだ。

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  江陵駅に到着。

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  乗客は意外なほど多かった。ビジネスや江陵に観光にやってきましたというよりは、単純に京江線に乗るのが目的という乗客が大半のように思えたがどうだろうか。

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  行く手は完全に行き止まり……。北朝鮮やロシア方面へというのはさておいても、せめて束草まで鉄路が復活してくれたらと熱望するのだが、この様子からするとそんなつもりがあるのかないのか……。

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  ターミナル駅なだけに、ほかの駅とは比較にならないほど施設は充実かつ立派。

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  円形の駅舎というのも、考えてみればユニークな存在といえそうだ。

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  それにしても、かつての面影はまったくナシモフ。ホームが半地下構造で、どことなく冷たく暗い印象を受けるのが残念だが、反面、街と駅舎との間に段差がなく、快適なエントランスになっている。

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  かつては路線バス網と分断されていた江陵駅だが、駅前広場にバス乗り場ができたのは大きな改善だ(拠点駅であっても、路線バスとの連携がほとんどあるいはまったくできていないケースが目立つ。「タクシー業界からの反発もあってバスの乗り入れをさせていないんです」という話を大韓人の知人から聞かされたこともあるが)。

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  2面4線のうち1面2線が嶺東線系統「ムグンファ号」の発着ホームとなるようだ。ソウル方面へは京江線経由の独断場になりそうだが、清凉里(청량리)の文字があるところからすると、ソウル(清凉里)〜江陵間の「ムグンファ号」が復活するのであろう。時間はかかるものの、乗って楽しいルートではあるし、この表示にはホっとさせられた。

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  江陵駅構内には京江線紹介コーナーも。

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  鉄道駅というよりは国際空港のごときである。だが、ほかの新駅が“秘境風味”であるだけに、この賑わいが好もしく感じられた。

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  とはいえ、駅前界隈はかつてのママ。じつはこの駅前通りは安宿街であるのだが、そのテ(どのテだ?)の商売を兼ねている「宿」が多い。単に歩くぶんにはどうってことはないけれど、こういう通りが醸す独特のムードにはそれ相応の味わいというものがあるというのも否定できず、その後の運命が気にかかっていたのであった(あえて“客”になるとどうなるか?  ネット上で、あれこれコトの顛末を記しつつ「後悔しMASITA」といったふうな大韓人若者<?>のリポートに遭遇したが、そのあたりが参考になりましょうか・笑)。さしあたりはこのとおり御存命の様子だが、一般的には歓迎されてないだろうからねぇ……(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)
  つづく。

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