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2018.02.15

真冬のエスケープは温泉に限る?・・・の巻

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  京江線探訪のィ翌日、忠州にやってまいりMASITA。

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  当初の計画では、この日は東海線の浦項〜盈徳間を取材することになっていた。ところが、昨年11月15日に起きた通称・浦項地震のあおりで、京江線・萬鐘〜江陵間と同様に昨年中の開業予定であった同区間の開業が延期。発表の遅い大韓のこと、あるいは意表をついて開業するかもしれないとの期待を抱いていたが、残念ながら「開業予定未定」のまま大韓へと繰り出すこととなってしまったのであった(結局、1月26日に開業)。

  というワケで、この日以降はとりたてて予定がない。京江線を再訪して取材の肉づけをするのも悪くはないと思ったが、あれこれ迷った挙げ句に清凉里駅から中央線「ムグンファ号」に乗り込んだのであった。

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  じつは昨年からひと月以上も体調が思わしくなく、アタマのほうも普段に増して働きが芳しくなかった。そこで、久々に水安堡温泉を訪れ、のんびりと1日湯治でも楽しもうと思いついたのだが、忠州までの切符を所望するつもりが口をついて出ていたのが「堤川乗り換えで尚州まで」。
「えっ?  堤川から尚州までは列車がありませんよ」
  と駅員に怪訝な顔をされてしまった。
「あっ、忠州です、すみません!」
  慌てて訂正したが、
「こりゃぁ、ホントに大丈夫なのか???」
  と自分のザマが心配になってしまったものだ(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)

  なんだって尚州なのかといえば、年老いたわが母堂への土産に干し柿でも買っていくかなどと考えていたがゆえ。尚州は干し柿の名産地だからねぇ……。ぁあ、昨年10月の巻で触れたとおり、堤川駅はただいま大改装工事中でごぢいます。

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  そんなこんなで忠州に到着。水安堡へは忠州バスターミナルから釜山や安東ゆきなどの市外バスに乗るのがわかりやすいが(ソウルからは東ソウルバスターミナルから水安堡ゆきがある)、そのバスターミナルまで歩くのが面倒だ。いまひとつは駅前を水安堡方面ゆき市内バスが通るハズなので、ソイツを捉まえればいい。
  ところが、大韓の市内バスは仮にバス停に時刻表があっても解読困難なケースが多いのがイカしたところ。写真は駅前大通りのバス停にある水安堡(수안보)方面ゆき時刻表。ターミナル(터미널)発らしい時刻が載せられているおかげで、どうにか駅前の通過時刻が推理できるが、バス停に備えられているデジタルの運行状況案内(「240番バス5分後に到着」などと表示される)といまひとつ噛み合っていない様子。仕方がないので、まずはやってきたバスで、通るに違いないバスターミナルまでゆき、そこから市外バスに乗り換えることにした。

  すると、ものの10分もしないうちに「水安堡方面」と掲げられたバスがやってきたではないか。そんなバスは件の運行案内には出ていないサプライズ(いいのか?  こんなことで・笑)。しかし来てほしいバスが来たのだからそれでいいのである。いそいそと乗り込んで水安堡を目指す。

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  小雨にけぶる(そいや、近ごろ大韓の街角でもケブルを見かけないなぁ)水安堡に到着。何年ぶりかは忘れたが、久々の邂逅である。

  ところで、道路をまたぐ横断幕。ハングルが読めないと、なんらかのスローガンかと勘違いしそうだが、なにが書かれてあるのかといえば、

「(
バクブギュ文化福祉局長昇進お祝申し上げます)」

  という話。(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)

  あのいぇすらが最高にキャワユかった「クリスマスに雪は降るの?」のなかで、ハンジワン(いぇすら)の兄貴がソウル大に入学しただの、チャガンジン(ジワンの相手役/コス)が「一流ゼネコン」に入社しただのなんてな横断幕が慶尚道山清の街角にかかっていたし、日本でもまァ、
「●●高校■■部  △△▲▲君、◎年度全国大会優勝!」
  といった類の横断幕を見かけることもママあるワケだけれど……、でもなァ……?

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  定宿の大林ホテルに投宿。社長との再会も楽しみのひとつではあったのだが、この日はご不在。詳細はわからないものの、なんとなく経営者が変わってしまったという印象を受けた。はたして……。

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  町のたたずまいは以前のまま。とりたててなにがあるワケでもないし、日本でいう「秘湯」めいたムードがあるのでもないけれど、2008年秋にはじめて訪れて以来、愛着を抱いてきたのである。

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  馴染みの「夫婦食堂」を訪れる。あまりにも久々だったこともあり、お店のおばさんも「……あれっ?  ひょっとして?」といった風情だったが、温かく迎えてくれた。

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  ココの名物はなんといってもキジ料理のフルコース。が〜。ひとりで注文するにはボリュームも代金もべらぼうなので、つつましく「クォンマンドゥグク(キジ肉入りギョウザスープ)」をおいしくいただく。

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  変わったことといえば、キジ料理と並び名物だった川畔の屋台街がキレイさっぱりなくなっていた。自家製マッコリやカエル料理なんかも味わえる並びだったが、入る入らないは別として、なくなってしまえば風情という点で寂しい感じがする。

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  母堂用に干し柿を購入。

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  店だなはちょっと寂しげ。量より質ということでグレードの高そうな顔をしたのを買ったが(20個入り2万ウォン)、ソウルの馴染みの市場で見てもらったところ、「ちょっと微妙な値段かなぁ」とのこと。「贈答用ですか?  まぁ、箱代を含めばそんなものでしょう」とフォローしてくれたりもしたが。

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  ィ翌日はソウルに直行。この「しゅぽ」前が市外バス乗り場である。

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  市外バス時刻表。左から東ソウル、城南、仁川、水原、利川、清州、大邱、安東、亀尾、釜山、蔚山、浦項、店村、月岳山ゆき。大邱ゆきと亀尾、釜山、蔚山ゆきは件の尚州を経由するが、すでに干し柿も買ったし、迷わずソウルへ。

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  しかしこの時刻表、東ソウルゆきの運賃が豪快に訂正されてあるо(^ヮ^)о

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  遭遇したのが朝でよかったと思いMASITAね。なにかの店のようではあったが。

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  バスの車窓は冬景色。

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  東ソウルバスターミナルに到着。地下鉄(2号線)が接続しているが、駅や道路が常に混雑しているくクセに手狭で、使い勝手は快適とはいえない。ココに帰着するのが億劫なので、できれば避けたいところではあるけれど、それでもバスの道中は快適ではありMASITA。

  それはそれとして、よ〜く温まったホテルの部屋で寛ぎ、たっぷりとした温泉に浸かって、静かな環境のなかで旨いモノにありついたら、心配していた体調は一気に改善した。なにをするワケでもない2日間ではあったが、久々にやってきてよかったと思ったものだ。
  つづく。

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