停車列車は1日1本(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)・・・の巻

大韓ケンチャナヨ散歩2015年5月の陣。どこから話をはじめようかと思案したが、主菜たる京釜線・覚溪駅探訪からスタート。
旅は3日目。なりゆきのまま前夜をすごした亀尾から6時12分発の「ムグンファ号」にゆられて五十数分、たったひとり降りたオレと入れ代わりに2人も汽車に乗り込んだのにはちょっとだけ驚かされてしまった。降りるさいにホームの狭さにもギョっとさせられたが。

だってこの駅、1日に1本しか(1往復にあらず)列車が停まらないというイカしたロケーションだからねぇ……。上段が上り。大田、ソウル方面ゆき(とはいえ停まるのはオレが乗ってきた栄州ゆきただ1本)。下段は下り。「東大邱、釜山、晋州方面」の文字が空しい。もちろん誤植ではありまっせんでスムニダ(゜゜;)(゜゜;)(゜゜;)

駅裏。すでに他界した「観光交通時刻表」でも地図上にはきちんとプロットされていたが、いつのころからか本文上からは消滅。コレイルが公式サイトにアップしている表計算仕様の時刻表には駅名こそあるものの、たった1本の停車列車の停車時刻が無視され通過扱いになっているのは単なる誤植ないしケンチャナヨではあろう。試みに1976年9月の「観光交通時刻表」を開いてみると、上下5本ずつ10本もの列車が停車していたことがわかったが、こういう存在を知ってしまえば訪れてみたいと思うのが人情というもの。なんだかんだと先延ばしになりつつ、ほぼ1年越しになってしまったやっとこさの訪問である。
どうでもいいが、リサイズの作業を不精したら画像が粗すぎ……。まっ、ケンチャナヨ。

駅舎(というか待合室)は廃止になってしまった院北駅(慶全線)や日本の大志田駅(山田線)あたりよりも立派なつくり。壁の様子からみて、かつては出札窓口もあったようだ。

トイレは懐かし仕様。子どものころ、地元の国鉄駅にもこういうトイレがあったのを思い出す。ただし、個室のほうは封鎖されているので念のため。

集落。もちろん(?)しゅぽの1軒すらない……。

駅の北側300メートルほどのところに京釜高速線(KTX)の本線と作業基地がある。

じっくりとロケハンすればいい撮影ポイントがあるのかもしれないが……。

わが同胞の探訪跡か? ゴミはきちんと持ち帰ってもらいたいものだ。

駅前になんとバスが。覚溪からの脱出はもちろん路線バス利用を目論んでいたが、径路は駅の南300メートルほどのところを走っている国道上。このバス停はタウム地図にもないサプライズだが、まだ退散するには早すぎた。

じつは、覚溪駅のあとは新たに開業したKTXの東海線(東大邱〜浦項間)を探訪するつもりで計画を立てていた。9時ごろのバスで永洞駅に出て、東大邱で「ムグンファ」から「KTX」に乗り換え、小1時間ほど浦項新駅(コレがまたとんでもなく不便なところにお出まし。浦項市民の不満やいかに?)とその周辺を見学してつぎのポイントへ向かうつもりだったのである。ところが、永洞にゆくバスを待っていると、彼方につぎつぎと汽車が現われては通過してゆくではないか。そんなのを数本。
「もういいっ、浦項は次回だ!」
という次第で覚溪駅へと取って返す。

おっと、横断毛虫о(^ヮ^)о もとい、ヤツの場合は道路に沿って歩いていたが。

時刻表もないので、ボケーっと汽車を待ってはカメラを構えるというのんびりムードではあったが、しかし“キリ”をつけるのがなかなか難しいのが汽車撮影か……などとも思う。“撮りテツ”ではないのだけど、やってみると面白いしо(^ヮ^)о

コレは予定していた浦項に向かう前に遭遇した「ITXセマウル」。電車ならではの加速は爽快だが、コレのどこが「セマウル号」なのかさっぱり理解できない失敗作。なんというか、「セマウル号」に対し失礼ってもんですよ。

初夏の陽気が心地いい。1年でもっとも好きな季節。

それはそれとして。汽車待ちに橋のうえから川面を眺めていたら、どこかで見覚えのある魚がゆらゆら。すでに魚釣りはほとんど止めてしまったオレだが、コレがなんの魚かってことぐらいは瞬時にわかる。しかし「まさかねぇ。いくらおバカさんの類でもこんなとこにまで放流するか?」との疑念も涌いたのだが、ふと足下やら頭上の電線に目をやれば、その“おバカさん”らの置き土産が(どうやればこんなところにひっかけられるのかとも思うが・笑)。そうしていると、あの腐り切ったコンドームのようなニオイが足下から漂ってくるようですこぶる不快。驚くべきことに(?)、1組の親子と若いヤツの計3人が滞在中にサオを出していた。コイの姿をみかけ、ちょっとだけ救われたような気もしたワケだが……。
つづくо(^ヮ^)о
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