新型参上...の巻

今回は、ソウルで1泊したのち、安東〜蔚山〜慶州と歩いて大邱に向かった。それにしても。雨、雨、雨。まぁ、それはそれで風景がしっとりとして情緒が増すっていえばいえるのではあるけれど……。
慶州〜大邱間は「セマウル」の特室をフンパツ。なかなか乗る機会がなくはじめての乗車である。でも、一般室との差がさっぱりわかららず……。そのクセ1万700ウォンってのは、なにかの間違いなのではなイカメシ? 「観光交通時刻表」によれば同区間の一般室は7200ウォン(平日)。特室は15%プラスのハズだが、これでは1・5倍近い(KTXのみは40%増し。いずれにしても計算が合わない)。

大邱に泊るのはこれで4度目。いつも泊るだけになってしまうけれど、古い街並がそこここでみられるなど味わいのあるところである。
いつもの1泊2万ウォンの旅館を訪れたら、おばちゃんが覚えていてくれた(ようだ)。4度目ともなると食事場所も決まっていて、宿にほど近い「中央食堂」に繰り出すと、店のおじさんが「ぁあ、ひさしぶり!」とのごとく喜んでくれMASITA。宿や食堂と客との関係でしかないけれど、異国の地でのこうした再会を楽しむのは心が温まるものだ。スンドウプチゲ定食とビールで満腹。路地裏の小さな食堂ではあるが、つけあわせのミッパンチャンがとてもおいしい店である。オススメ。

それやこれやで大邱から前々週に紹介したとおり鎮海に向かったはいいけれど大惨敗を喫し、巨済島を経て釜山にやってきたのでございます。

一夜を明けて、釜山から新型KTXに乗り込む。ご存じの方も多いように、KTXは座席の窮屈さなどで不評が定着してしまったが、今年3月から新型車が走りはじめたのである。KORAILの予約サイトで検索してみたところ、新型編成が使われる列車もわかった。コレに乗れるかどうかは運次第だと思っていたし、まさかそんな案内まではしていまいとタカをくくっていたので大助かりである。

ここでもまた特室を大フンパツ。7万3500ウォンはさすがに高価な感じがする。

こちらは4人用セミコンパートメント(ふう)座席。一端には軽食などの販売スタンドがある。
ちなみに、在来編成の一般室は、ヨーロッパ式に座席の転換ができず半分が後ろ向き。中央に向かい合わせの区画を設けたいわゆる「集団見合い式」だが、新編成では「セマウル」などと同様に一般室でも転換ができるように改められていた。シートピッチも拡大され、ためしに座ってみたところ十分に乗り心地が改善されているように感じられた。これなら好評を得られるハズ。
ただ、駅の手前などで減速するさい、船のような波打つ動揺があるのが気になる。鉄道車両ではあまり体験のない揺れだが、特殊なサスペンションでも採用しているのだろうか?

乗り込んだ釜山発11時00分の列車はソウルを越えて幸信までの直通。もちろん終点まで乗り通した。途中停車駅は東大邱と大田、ソウルのみ。速達タイプの超特急である。幸信着14時19分(釜山〜ソウル間の表定速度は147・6キロ。最高速度は300キロだが、在来線部分があるため意外と伸び悩んでいる)。そういえば、KTXを全線乗り通したのははじめででございMASITA。

汽車マークと超特急。

途中で突如に現われた「あっ! タイヤ」。ロゴが捉えられなかったのが無念。こんなことをしてるから、車窓に黄色い看板の類がみえると落ち着かないのであった(>_<)。
それはそれとして。
隣に型にハマったジャパニ〜ズビジネスマン(喪服兼用仕事着にキャスターつきバッグの若造)が座ったのはいいとして、ず〜っとパソコンをガチャガチャ、ケイタイでへらへらとおしゃべり……。韓国では携帯電話については大らかなマナーセンスだし、パソコン使用については日本でもごくふつうになりつつある(先だって乗ったドイツの列車内でもキーボードを叩きっぱなしの女がいた)が、うるさいものはうるさい。だいたい、自分がせわしなくキーボートを叩いている音が、周囲にどういうふうに聞こえるか、少しでも考えたらとてもそんなところで使う気にもならないと思うし、近ごろとみに神経質になっている企業なりの機密とやらは大丈夫なのかといらぬ心配もしたくなる(なにしろ画面はほかから丸見え。オレが経営者だったら絶対に使わせない)。なにをアセってるのかしらないけど(もっともとてもじゃないが急ぎの仕事をしているふうにはみえなかったが)、たかだが数時間である。公共の場なんだし、休息の時間にでもあてたらどうなんだとも思う(当夜の飲み会の電話までしてましたにゃぁ。学生みたいに)。
JRなどでも車内でパソコン(インターネット接続を含む)が使えることをウリにしているムキが増えてきたけれど、そんなところでそんなモノを使うつもりのない客だって大勢いるのである。取りかえしのつかなくならないうちに車両を分けるなどの対策をとるべきなのではないだろうか。飛行機のビジネスクラスなどをフンパツして、隣でこんなことをやられ続けたらそれこそ災難だ。ざっとみたところでは、こんな恩恵にあずかっているのは乗客の1%もいないようだが……。
※もっともこんなんだって、使いたいほうが隣にひとこと「失礼します」とでも声をかければ、また印象も違ってくるというものであろう。喫煙のマナーと相通ずるものがある。

おまけその1。昌原付近にあった改造中列車。

おまけその2。「タイガー&ドラゴン」@安東民俗博物館。

おまけその3。キャワユイネo(^ヮ^)o
おまけのおまけ。“あの”ナムキュリが連続ドラマに出演中・・・らしい(「人生は美しい」)。
このところ寒い日が続いたけれど、悪いことばかりではないのだ。だって、朝になるとちょびが「にゃぁにゃぁ」甘えながら布団に潜り込んでくるんですからにゃぁ。嗚呼、シアワセ……。
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