ツラを見せたいか?・・・の巻
師走が目前。なんだか1年が経つのが早い。
友人Sが「お土産」といってくれたのが写真の物体。「イカ姿りんごグミ」である。ヤボ用で青森に行ったさいに入手したというものだが、しげしげと眺めて、逆の組み合わせでなくてよかったと思ったものだ。むかし、某所で「イカパイ」(ウナギパイ状の菓子)を食って、そのあまりに個性的な風味に「うわっ!」と怖じ気づいたことがあったけれど、「イカ味グミ」はそれどころの“味わい”では済まないに違いない……。
閑話休題。
ヤフーのニュースサイトをマネたうえ共同通信を騙ってデマ記事をアップした男が逮捕された。著作権法違反容疑である。容疑者が流したデマの内容はヘタをすればそれなりの騒動になりかねないものであったが、報道によれば「ヤフーの著作権を侵害した疑い」だそうだから、さしあたりは発信内容そのものが問われているわけではないのだろう。他人を騙ってデマを流した。その“騙り”の部分が犯罪容疑とされた。そういう事件である。
ところで、11月28日10時17分に更新された“騙られた”側の「共同通信」の、同じく“騙られた”側の「ヤフー」上での配信記事(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051128-00000037-kyodo-soci・すでに削除済み)をみると、件の容疑者の写真入りであった。この事件を容疑者の写真入りにしてまで報道するべき内容のものかというのはさまざまな意見があると思うが、これはある種の“いじめ”なのではないかという疑念が起きた。
オレ自身が細々とながらも著作を生業としているからというわけではないけれど、著作権に関してはシビアに捉えるべきだと考える。けっして「なぁなぁ」で済ませていい問題ではない。しかし、サイト偽造が発覚したその日に容疑者側から“騙られた”側の「共同通信」と「ヤフー」に対して謝罪をしていたといい、たしかにちょっとした騒ぎにはなったが、はたしてこれが顔写真まで公開するほどの事件なのだろうかと思うのである。チェックした限りでは、「朝日」「毎日」「読売」「産経」「東京」「夕刊フジ」の各新聞のネット配信記事には写真は添付されていなかった。それだけに「共同通信」によるネット配信の写真が際立つ(もっと大きく扱うべき事件がほかに山積みだという問題もある)。
その後、件のページのアドレスに再度アクセス(404だった)するとともにヤフーニュースから探してみたのだが、18時すぎの段階で早々と削除されていたようでみつからない。写真公表に関してあるいはなにか問題でも起きたのかのだろうか? しかし、夕方のNHK関東ローカルでは容疑者画像が流れされたらしく、どういうわけで早くに削除されたのかは判然としない。
個人的に、共同通信の姿勢についてある種の疑問を感じることが多い。今回の“報道”もまた、その疑問をふくらませてくれたようだ。
| 固定リンク


コメント