オイシイお仕事♪...の巻
“1日5万円のお仕事!”といったら、みなさんなにを思い浮かべるだろうか? しかも専門的知識も必要なければ技術もいらないでこの報酬がもらえるというのだ。額だけみればなんらかのアヤシイ仕事や、水商売かなにかを連想しそうだが(いわゆる“土方”の類はもっと安い)、水商売の多くはそれなりの技術と気合いをもっていなければとても稼げるものではないだろう。つぎの記事を読んでほしい。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050701/mng_____sya_____010.shtml
「東京新聞」は7月1日朝刊のトップで、きたる3日に行なわれる都議選に際しての投票業務に関わる人件費についてをスッパ抜いた。東京23区すべてにおける投票所の立ち会いと、開票作業のための人件費を一覧にして紹介するとともに、「報賞費」や「時間外手当」の名目で、少なくとも5億7000万円余の予算が計上されている旨を詳報している。投開票の両方に従事した場合、最高で7万円をこえる日当が得られるというのである。
例を引用して紹介すれば、豊島区の場合、投票立ち会いでは平均4万4000円、開票作業では一律1万3500円、投票立ち会いの最高は港区の5万3300円で、開票作業では台東区の2万9500円。ざっと見渡すと、投票では3万5000円〜4万5000円前後、開票では1万5000円前後が中央値になりそうだ(投票の最安値は新宿区で、上は4万5000円だが、下は3万5500円。開票では中央区の7100円)。
“高額報酬”の根拠は、投票業務が6時から20時30分までと長時間にわたること(善し悪しは別として、「こんなのふつうじゃん!」と思う人も多そうだ)で、開票で時間が長引いた場合には1時間あたり3〜4000円が支給されるともいう。一部ではアルバイトも採用しているというのだが、それだって1200円〜1500円もの時給だ(逆にいえば、バイトで十分な類の仕事だということであろう)。
「東京新聞」のこの記事の価値は、これが投票前に公表されたことにあろう。手後れになってやっとこさ騒ぎだすというこの国の大半のマスメディアの体質を、この報道は打破っている。
全国のほかの自治体の実態をも洗い出す切っ掛けとなってほしい。
ここでちょっとお知らせです。6月23日にご紹介した新刊『ボートで東京湾を遊びつくす!』ですが、発売が予定より1週間ほど遅れまして、7月7〜10日前後となる見込みです。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いたします。
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