« アジサイと戦慄...の巻 | トップページ | 田舎の小駅にて...の巻 »

2005.07.08

殺し屋...の巻


 ロンドンおきたテロ関連のニュースがかけめぐるなか、本日もっとも仰天したというかある意味“納得”させられたのがつぎのニュース。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-07-08/2005070802_03_0.html

 ニュースは、7日に都内で開かれた小泉スネオ(首相)の靖国神社参拝を支持する集会の席上でされた西村真悟衆議院議員(民主党)らによる発言を紹介したものである。

 いわく、「靖国に参拝することによって、今度戦争をする時は断じて負けないという誓いを新たにしないといけない」とし、想定している戦場を「東シナ海と台湾海峡」と明言したという。相手国をどこにしているのか、またどういった状況で戦争に突入すると考えているのかなどについては、ここでは判然としない。しかし、かつて日本によって侵略された経験を持つ近隣諸国にとって、こんなに無気味かつ腹立たしい発言はないだろう。国会議員の話である。単なる妄想の類として片づけるわけにもいかないのだ。
 戦争をしないではなく、戦争をして勝てばいいという発想は、スネオですら唱えている「不戦の誓い」の類がじつは大ウソであり、近いうちに戦争をして「こんどは負けないゾ!」という靖国とそれを支持するひとびとの本音を、じつにわかりやすく示したものとして注目すべきだとみてとれる。また、戦争責任については、「勝てる戦争を指導を誤ったがゆえに負ける戦争にしてしまった責任」(西村氏)という見方を示たというが、まさに当時の軍国主義の礼讃ではないか。

 もちろん、靖国を尊ぶひとびとのなかにも“温度差”があって、西村氏のような考えは極端な例なのかもしれないけれど、少なくとも、首相による靖国公式参拝の背後にはこういう恐るべき殺し屋的発想があることが非常によくわかった一報であった。

|

« アジサイと戦慄...の巻 | トップページ | 田舎の小駅にて...の巻 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 殺し屋...の巻:

« アジサイと戦慄...の巻 | トップページ | 田舎の小駅にて...の巻 »