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2005.04.06

バス業界の抵抗・・・の巻


 3月5日、きたる6月に施行される「外来種被害防止法」に関する意見募集のうち、オオクチバスなど37の規制対象種について11万3729通の意見が寄せられたことが環境省から明らかにされた。このうち懸案となっているオオクチバスについては、およそ9万6000通が指定に反対、同じく1万2000通が賛成だった。同省の特定外来生物専門家会合は、すでに検討済みとして37種の動植物を「指定が適切」とし、判断に基づくリストが今月下旬にも閣議決定される見込みだということが報道されている。

 ブラックバスを規制することに反対する意見(意見公募は1人で何件でも意見を提出可)は主につぎの3通りに集約されたという。

1:生態系への影響は、科学的データが十分でない。
2:バス釣り関連業者への経済的影響が大きい。
3:在来魚の減少は、コンクリート護岸化や水質汚染など環境破壊が原因。

 ようは、まいどのように同じ言い方が繰り返されているだけである。 このうち1と3については考慮するに価しないだろう。問題は2である。
 ひとつは漁業権免許が与えられている4つの湖の処遇。ふたつめは管理釣り場(釣り堀)。みっつめは認可されていない“バス釣り場”の動きである。
 このうち管理釣り場についてブラックバスの飼育や、湖沼などで捕獲されたバスを移動することを認めるような動きがなきにしにもあらずで、法の精神と照らし合わせて適当なのかどうかを監視していく必要がある。また、現在“バス釣り場”として利用され、今後の既得権を主張する動きがあることにより目配りをしなければならないだろう。こうした動きは、すでにいくつかの地域でみられるが、その一例として千葉県君津市の例を紹介しておく。
http://www.zenturi-jofi.or.jp/topic/chiba_kimizu.htm

 リンク記事は、君津市議会が「オオクチバスを指定種」としないようにとする請願書を採択したというものである。君津市といえば、バス供給湖にひとつとして疑われている亀山湖や笹川湖(いずれもダム湖)があり、バス釣り相手のボート屋が数多くある。そのうえ、観光協会が発行する観光パンフレット(釣り用ではなく一般案内)に堂々とバス釣り案内がされている(笹川湖は完成して早々にバスが密放流されていた)。こうした背景から、果たして君津市観光協会によって請願が出されたわけだが、こうした動きは各地に広がる可能性もあり、しらみつぶしにしていく必要性を感じる。

 意見募集の集計上でいかに反対数が多く集まったとはいえ、環境省は規制種として持ち込む模様だが、法の隙間を狙うかのような動きが今後ますます活発になる可能性がある。正念場はむしろこれからだ。



PICT90562
・物騒な話題ばかりだとアレなので、ぼんの寝姿で( ^-^)_旦~~




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特定外来生物の指定に関する環境省のパブリックコメントに、オオクチバスを指定することに対する反対意見が9万6000通寄せられた(記事)。 オオクチバスが特定... [続きを読む]

受信: 2005.04.06 01:58

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